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東京マルイ社のオリジナルロボット、キングロボです。


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ウルトラ科学シリーズという名称で、東京マルイ社から数種類の未来メカとロボットが発売されていました。
その代表格が、このキングロボです。

ゼンマイ動力で歩き、両腕がロケットパンチになっているというギミック付きです。
堀の深い顔付きや頭のアンテナ、背中に背負ったロケット等も含めまして、全体のバランスが中々よく、格好いいデザインに仕上がっています。

ご覧の通り、名作ロボット「ジャイアントロボ」に酷似しており、クラウンで発売されていた本家ジャイアントロボの模型とほぼ同じくらいの大きさです。

キングロボは人気キャラだったらしく、箱変えで何度か再版されています。
小松崎茂氏と梶田達治氏が各自描いた、迫力の箱絵バージョンが有名です。


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僕が所有しておりますこの作例の物は、後期の比較的現存数が確認されている版です。
やはり、どう見ましてもジャイアントロボみたいですね。


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作例では、顔付きをやや改造してあります。
目付きを多少鋭くしてみましたが、あまり変化無い様です。

彩色は、ロボットというキャラクター性を意識して、光沢を放つ金属感を出してみました。
胸等の模様は、小松崎茂氏の描いた絵を参考にしました。


久々の模型公開、それもロボットの登場でした。

秋葉原と中野に店舗を構える、マニア向け玩具店 One up.さんのところで、近く発売されます予定の、魚怪獣コイジャラスの新作カラーです。


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コイジャラスはタケヤマノリヤさんデザイン、ピコピコさん造形のソフビ人形で、何色も色変えで販売を繰り返しております、人気商品です。

僕もマウント工房名義で、過去に3回程彩色をさせていただいております。
その全てが暗がりで光る蓄光版です。


今回、僕が彩色させていただきました新規カラー版ですが、焼魚を連想させる彩色模様の蓄光版です。
地方の旅館の食事に出てきそうな感じの、美味しそうなイメージで仕上げました。


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ずらりと並んだコイジャラス、数はそれ相応に作りました。

今月の28日から販売開始されます。
ご興味を持たれました方は、是非お手に取られてみてください。





さて、ここで僕が今迄手掛けました歴代コイジャラスを紹介させていただきます。


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第1弾 黒色版 

やや焦げ茶色がかった色合いです。
販売開始とほぼ同時に完売し、コイジャラスの人気の凄さに驚きました。


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第2弾 赤色版

これは緋鯉ですね。
黒色版と並べて楽しめる感じにしました。


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第3弾 多色版

これは今年のお正月用として彩色したものです。
One up.さんのHPで年明けと共に通販開始されました。
今年のよりよいスタートを飾った思い入れの深い品です。


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そして、これが今回販売されます第4弾 焼魚版です。
思わず箸で摘みたくなる様なイメージに仕上げました。
イワナみたいですね。


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マウント工房彩色の、歴代コイジャラス達。
これからも、工夫を凝らした彩色でお目見えする事でしょう。

創作ソフビ紹介でした。


追伸 
歴代のコイジャラスですが、今回販売予定の第4弾焼魚版を除いて、全てが販売終了となっております。
人気商品で生産数が限られている為、販売開始から僅かで完売となってしまう様です。
しかし、色を変えて何度でも復活しますので、これからもご注目よろしくお願いします。

アメリカのMARX TOYS社のゼンマイ玩具のトラです


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以前、紹介しましたアリゲーターやマィティコングと同じく、60年代に日本で輸出向けに製造された玩具です。
金属素体に布製の表皮を被せた、高級ハイブリット品です。

頭部はソフトビニール製で漫画的な形ですが、全体にバランスが取れていてリアルな印象です。
尾はバネ内蔵で、スプリングでよい動きを見せます。

ゼンマイで歩行し、歩きながら時折立ち止まっては頭を上げて吼える動作を行います。
マィテイコングの小サイズ版同様、ゼンマイギミックでこれだけの作動を繰り返し行うのですから、その技術水準は優れたものです。



このトラですが、何故か腹部にあるMARX TOYS社の商標の上から別のシールが貼ってあります。
「★トヨタヤの★たのしいおもちゃ」
これは、日本国内でも販売されていた事を表すのでしょうか?

確かに海外品を一部取り扱っていた売り場もあったと聞いています。
昭和40年当時発売されていた週刊少年マガジンでも、マィテイコングをキングコング表記で愛読者懸賞品として出していた事もありました。

海外品の国内販売、新たな、そして楽しい謎が増えました。


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MARX TOYS社では、何種類かの歩行玩具のトラが存在します。

大きいサイズでは、電動リモコン式の四つ足歩行でリアルな作りのソフビ製の頭部を持つ、「ベンガルタイガー」という名称の物です。

その小サイズでゼンマイ式のも存在し、これにはリアルタイプとこの漫画タイプの頭部の物が確認されています。

その他、漫画タイプの頭部で、手に花を持った二本足歩行のコミカルな物が、大サイズの電動版と小サイズのゼンマイ版で存在します。


これ程までに、トラという動物が楽しい玩具になっているのには驚きます。
怖い猛獣のイメージと同時に、強さと頼もしさを兼ね備えたキャラクター性が親しまれた結果でしょうか。


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東日本大震災から、今日で丸4年が経過しました。
まだまだ復興への難問が山積み状態ですが、人間の団結力と粘り強さを日々感じます。
真の安息を望むと同時に、この苦境を決して忘れてはならないと思いました。

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