台風18号が通過しました先日、秋晴れの暑さの中を怪獣仲間達の集会に参加して参りました。

以前から紹介しております、怪獣と面白文化愛好会であります總藝舍のメンバーの人達とです。
集合場所は、怪獣秘密基地であります總藝舍の集会所です。
そこに僕も含めました総員4名、いくつになっても怪獣好きの困ったおっさん達が、日頃の仕事と日常の苦労を忘れまして怪獣談義に華を咲かせました。

集会場には沢山の怪獣模型と玩具の数々が保管されており、まさしく夢の空間です。
更には僕が持ち寄りました面白怪獣モデルも含めまして、それらを酒の肴に大いに場が盛り上がりました。

怪獣の話から各自の近況報告、これからの進展に関して、更には「どろろ」「カムイ伝」といった漫画の話題と、様々なジャンルへと移り変わりながらの流浪の会談を行いました。

「仏様を大切にしろ!大切にしない奴は死ぬべきなんだ!」といった、危ない台詞も飛び出しました。(byハヌマーン)

それら怪獣屋敷の様子です。
ここに紹介します怪獣模型とソフビの制作は、全て總藝舍メンバーの手による物です。

怪獣の周りに、お酒の缶やおつまみがあるのはご愛嬌という事で。





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大怪獣の集結
 
ゴジラとガメラ、ガイガンの最強軍団!
ゴジラとガイガンはバンダイ製ブルマァク復刻版。
ガメラは有井製リモコン版です。

この大きさと豪快な動きが、怪獣模型の楽しさを倍増させます。



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ゴジラ対ガメラ

世紀の対決が今ここに実現!
ゴジラのゴツゴツした顔と、ガメラの精悍な顔付きの対比!



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サイボーグ怪獣ガイガン

腹部のカッターが作動するギミックが素晴らしいです。
彩色もグラデーションが効いた見事な出来です。



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ガメラ対ガメラ!

有井版(向こう側)と日東版(手前側)の闘いです。
日東版の方は、僕が制作して持ち寄った物です。



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ガメラ大行進 

リモコン怪獣の歩行動作は見ていて楽しいです。

飲んでいた缶ビールも既に何倍目かで、すっかり酔いも回ってきた頃です。



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ガメラの甲羅比較

向かって右側が日東版自分改造で、左側が有井版ノーマル制作です。

ご覧の通り、リモコンガメラの甲羅は本来は鱗の並びがガタガタですので、日東版のは僕が自分で全面改造を施しました。



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有井版リモコンガメラ

シルバーがかった塗装が美しいです。
鋭い目付きが勇ましいです。



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歩く有井版ガメラ

麦球で目を光らせるギミックを追加してあります。
このガメラが元気よく歩く姿には、惚れ惚れしてしまいました。



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日東版ガメラと日東改造の水中ガマロン

以前、動く模型愛好会(UMA)の水ものオフ会で活躍しました、日東ガマロンの改造作品です。
ガメラとの闘い!

亀と蛙のじゃれ合いですね。



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今回持ち寄りました、自作怪獣達です。
リモコンガメラに水中ガマロン、和製キングコングに駄玩具怪獣。

ソフビは多賀さん改造の作品です。



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多賀もちゆきさん制作 透明怪獣ネロンガ

バンダイ復刻版ソフビのバラゴンの胴体と、同じく復刻版ガボラの頭部を合成させて作りました改造作品です。
頭部の触角は球体ジョイントで可動式です。

オリジナルのマルサン版ソフビが似ていないという事から、これを完成させたそうです。
まさに劇中イメージそのもの。
彩色も含めまして、大変高い完成レベルに仕上がっています。



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同じく多賀さん改造制作 地底怪獣マグラ

マルサンの四つ足パゴスの胴体に、複製したガボラの頭部を移植しまして、全体に棘を追加して完成させた物です。

こちらも実際の着ぐるみ改造と同様に、正式な?手順を踏んでの制作です。
怪獣知識と造形技術を開花させました作例です。



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ネロンガとマグラの背面ツーショット

やはり昭和の怪獣はいいなぁ~と、思わず唸ってしまいます。

それはそうと、もうかなりビールの空き缶が・・・^^。



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怪獣屋敷の怪獣達

より迫力を増して、改造及び再塗装されました怪獣軍団です。
大小、いろいろなのがおります。

古代怪獣ツインテール

萌えではありません、あくまでも怪獣の方が元祖です。



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ミニ駄玩具ソフビ怪獣

昭和の時代に、よく東京タワー等のお土産売り場に袋入りセットで売られていた、小さな怪獣人形達です。

種類と名称及び、販売元不明。
それでも楽しい怪獣世界です。



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従来のソフビをあえてパチ怪獣にした、魔改造怪獣達です。

胴体が割れている青い怪獣は、カバヤの景品だったバイオメロンです。
「怪獣のたまご」という物に入っていて、更に怪獣の中から別の小怪獣が出て来るという、マトリョーシカ人形式でした。



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後方におります冷凍怪獣ギガスは、バンダイのヒドラを改造して作った物です。
実際の着ぐるみの改造制作工程と同様に、完成させたそうです。

当時の怪獣制作の製法と苦労を、少しでも実体験してみたくての作業だったそうで、その拘りと怪獣愛には思わず頭が下がりました。

手前のパチ宇宙人は、プラ製駄玩具を塗装した作です。
植物怪人のベルト位置が、前と後ろとで大幅に違います。
これもご愛嬌です。



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ポリ製ソフビ製の駄玩具ミニ怪獣

ここまで来ますと、もう何が何だか判らない怪獣世界です。
名前も判りませんが、それでも彼等は怪獣です。
子供の心を掴む、遊び友達なのです。



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怪獣模型 日東のワニゴンとゴーゴン

端の方にブロントサウルスもいます。
僕もこれらの怪獣模型は作りましたけれども、人の作例を眺めるのも楽しくって、これからの創作の参考になります。



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アオシマのスペクトルマン怪獣で、ゼンマイ歩行のモグネチュードン、バクラー、ガレロン。
更にはギララの姿も。

そして、ポリ製のパチレッドキングが2体。
塗装を追加してよりリアルに仕上げてあります。

向かって左側の方のは、他にも深緑色のがあって、
「この怪獣は君のともだちだ。さぁ、一緒に怪獣の世界に行こう!」
とか何とか言うキャッチフレーズが商品タグにあった様な。



沢山の怪獣模型と玩具を紹介していきましたけれども、どれも楽しい遊び仲間の様な存在です。

僕達がここまで怪獣に拘って模型と玩具を楽しんでおりますのは、皆怪獣が大好きだからです。
これら昭和のノスタルジーであります存在は、いつでも子供の頃の楽しい時代に気持ちを戻してくれます。

夢と希望を維持していく事がままならない今の時代、それでも気持ちに夢を持って生きていきたいと思うのであります。

以上、永遠の怪獣少年の思いでした。