努blog

2014年08月

怪獣模型紹介も随分と間が空いてしまいました。
暑さの夏も終盤に差し掛かりました。
 
海外版ゴジラに託けてではありませんが、ゴジラ型の類似怪獣の登場です。 
以前紹介しました清水模型の蛟龍(こうりゅう)と同形態の怪獣模型で、中村産業のコドラです。
 
 
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昭和40年代のオリジナル怪獣模型です。
頭部に長い角が数本あり、それ以外は殆どゴジラの様な姿をしています。

フリクションで走行し、足が省略されている為か、怪獣版のコケシみたいな形です。
角の1本が異様に長かったので、更に先が尖っている事もあって、安全性の為に長さを揃えて削って調整しました。
全体にゴジラを意識した紺色で彩色しました。
足の代わりにありますゴムタイヤが重く、手押しで若干前進するだけです。
 
 
基はコグレ模型のザラビンという別怪獣の、名前変え再版品です。
コグレ模型ではゴジラ型怪獣で、ベンゲラ、ガビンダ、ザラビンを販売していました。
全て同じ胴体を使用した頭替えで、ベンゲラとガビンダは頭部挿げ替え式セットになっていました。
ベンゲラは飾りの無い完全ゴジラ型で目玉がまん丸、ガビンダは目付きが鋭くて鶏冠を持ち、そしてザラビンは何本もの長い角を生やしていました。
ちなみに、ベンゲラとガビンダは共にアフリカの地名です。
 
中村産業ではそれらを別名で販売していました様ですが、僕が確認出来ているのはザラビン名前変えのコドラのみです。
 
 
 
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これがコドラの箱絵です。
下半身をわざわざ隠す様なアングルに描かれていますので、これは実際の品物に忠実な表現なのでしょう。
 
 
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箱の横にはエーストロンなる怪獣が紹介されており、この姿はほぼ間違いなくコグレのガビンダです。
ザラビン→コドラ ガビンダ→エーストロン に変貌したと見て差し支え無いと思われます。

しかし、エーストロン自体の箱付き未組状態の製品は未だに未見です。
ベンゲラは該当品が見当たりませんので、再版しなかったのかも知れません。
 
 
 
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これがエーストロンです・・・
と言いたいところなのですが、断言出来ません。
組済み完成品で入手した物で、確かな決め手となる箱や解説書等が無かった為です。
もしかしたらコグレ模型のガビンダの方かも知れません。
 
こちらもゴジラ体形で、頭部の派手な鶏冠が特徴です。
目付きが鋭く、マルサン商店の電動ゴジラプラモを思わせる精悍な顔付きです。
彩色も未塗装のマルサン風に仕上げてみました。
 
 
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    コドラとエーストロン(あるいはザラビンとガビンダ)
 
 
ゴジラの姿にあやかり、同じ胴体を使い回して頭部の挿げ替えで世に出ていた3種の怪獣達。
いつか全部が揃う時を夢見ています
 
(ベンゲラは頭なしの胴体のみ持っています)
 

話題の映画、アメリカ版ゴジラを先日観て来ました。

物凄い迫力の怪獣映画で、ゴジラの破壊力が存分に発揮されていました。
敵怪獣の攻撃をも上回る、怪力技中心のゴジラの暴れっぷりが炸裂です。
 
 
現在公開中の映画ですのでネタばらしな書き込みは伏せますが、自分が観た感想をば。
 
ゴジラの巨大さと強さが満喫出来ます。
オリジナルの姿と性質を受け継いだ、真の海外映画版ゴジラです。
必殺尻尾チョップの炸裂が嬉しく、これは日本の昭和版ゴジラでは、ハンマーフックと呼ばれているそうです。
意外なのは、ゴジラが悪役として描かれていなかった点です。
敵怪獣との闘いの後で、皆の声援を受けて海に戻って行く場面は感動的でした。
 
よく、人類の味方になったゴジラは、怪獣としての堕落だという評価が、過去には見受けられましたが、そうは言い切れないと感じました。
 
敵怪獣はエイリアンというかエヴァンゲリオンというか、よくある昆虫形で、無感情の残忍モンスターでした。
同属に対する愛情が深いのが特徴です。

昭和ゴジラでのエビラやカマキラス等は、それらの先取りと思われます。
ここはひとつ、着ぐるみ式怪獣の再現があってもよいと思いました。
恐竜式アンギラスとの闘いとか。
 
大雑把に観ただけでしたので、これはまた観に行かねばと思いました。
そうすればもっと的確な感想も書けるでしょう。
 
問題点があるとすれば、怪獣が出て来るまでのドラマがやや長くて退屈な点です。
原発問題を絡めた展開は見応えがあるのですが、もう少し短くすればよいのではとも感じました。
これはあくまでも僕個人の感想ですので、気にされなくともよいと思います。
 
 
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          劇場販売のゴジラカップ
       上半身のリアル造形フィギアがいいです
 
 
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          そのアップ!格好いいです
 
 
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          謎の怪獣とのツーショット
 
 
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             ゴジラと対戦!
 
 
ゴジラとは関係ないのですが、最近ヤフオクで入手した電動玩具です。
明細は不明ですが、少し昔の駄玩具の様です。
ジタバタ歩く姿がユーモラスです。
 
 

成田先生の展覧会の後、地方電鉄で宇奈月温泉に行って一泊しました。
丁度今から3年前の2月にも宇奈月に行った事があったのですが、あの時は冬で、地面一面が雪に覆われていました。
人の背丈程の雪が、凍って積もってる場所もありました。
 
今回も嫁さんと二人で、夏の富山を楽しんで来ました。
 
 
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宇奈月温泉駅前から、トロッコ列車に乗りました。
欅平までの往復を、黒部の渓谷を楽しんでの列車の旅です。
 
 
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       黒部の川沿いを列車でトコトコ行きます
 
 
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        欅平での足湯付近 暑さの中での清涼です
 
 
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          橋から眼下の川を眺めます
 
 
 
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この後、富山駅付近で先祖のお墓参りをしまして、お寺で歓談して帰りました。
 
二日間の富山の旅でしたが、自分の故郷は感慨深いものがありました。
またいつか来てみたいです。
 

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