怪獣模型紹介も随分と間が空いてしまいました。
暑さの夏も終盤に差し掛かりました。
暑さの夏も終盤に差し掛かりました。
海外版ゴジラに託けてではありませんが、ゴジラ型の類似怪獣の登場です。
以前紹介しました清水模型の蛟龍(こうりゅう)と同形態の怪獣模型で、中村産業のコドラです。
以前紹介しました清水模型の蛟龍(こうりゅう)と同形態の怪獣模型で、中村産業のコドラです。
昭和40年代のオリジナル怪獣模型です。
頭部に長い角が数本あり、それ以外は殆どゴジラの様な姿をしています。
頭部に長い角が数本あり、それ以外は殆どゴジラの様な姿をしています。
フリクションで走行し、足が省略されている為か、怪獣版のコケシみたいな形です。
角の1本が異様に長かったので、更に先が尖っている事もあって、安全性の為に長さを揃えて削って調整しました。
全体にゴジラを意識した紺色で彩色しました。
足の代わりにありますゴムタイヤが重く、手押しで若干前進するだけです。
基はコグレ模型のザラビンという別怪獣の、名前変え再版品です。
コグレ模型ではゴジラ型怪獣で、ベンゲラ、ガビンダ、ザラビンを販売していました。
全て同じ胴体を使用した頭替えで、ベンゲラとガビンダは頭部挿げ替え式セットになっていました。
コグレ模型ではゴジラ型怪獣で、ベンゲラ、ガビンダ、ザラビンを販売していました。
全て同じ胴体を使用した頭替えで、ベンゲラとガビンダは頭部挿げ替え式セットになっていました。
ベンゲラは飾りの無い完全ゴジラ型で目玉がまん丸、ガビンダは目付きが鋭くて鶏冠を持ち、そしてザラビンは何本もの長い角を生やしていました。
ちなみに、ベンゲラとガビンダは共にアフリカの地名です。
ちなみに、ベンゲラとガビンダは共にアフリカの地名です。
中村産業ではそれらを別名で販売していました様ですが、僕が確認出来ているのはザラビン名前変えのコドラのみです。
これがコドラの箱絵です。
下半身をわざわざ隠す様なアングルに描かれていますので、これは実際の品物に忠実な表現なのでしょう。
下半身をわざわざ隠す様なアングルに描かれていますので、これは実際の品物に忠実な表現なのでしょう。
箱の横にはエーストロンなる怪獣が紹介されており、この姿はほぼ間違いなくコグレのガビンダです。
ザラビン→コドラ ガビンダ→エーストロン に変貌したと見て差し支え無いと思われます。
ザラビン→コドラ ガビンダ→エーストロン に変貌したと見て差し支え無いと思われます。
しかし、エーストロン自体の箱付き未組状態の製品は未だに未見です。
ベンゲラは該当品が見当たりませんので、再版しなかったのかも知れません。
これがエーストロンです・・・
と言いたいところなのですが、断言出来ません。
組済み完成品で入手した物で、確かな決め手となる箱や解説書等が無かった為です。
もしかしたらコグレ模型のガビンダの方かも知れません。
もしかしたらコグレ模型のガビンダの方かも知れません。
こちらもゴジラ体形で、頭部の派手な鶏冠が特徴です。
目付きが鋭く、マルサン商店の電動ゴジラプラモを思わせる精悍な顔付きです。
彩色も未塗装のマルサン風に仕上げてみました。
目付きが鋭く、マルサン商店の電動ゴジラプラモを思わせる精悍な顔付きです。
彩色も未塗装のマルサン風に仕上げてみました。
コドラとエーストロン(あるいはザラビンとガビンダ)
ゴジラの姿にあやかり、同じ胴体を使い回して頭部の挿げ替えで世に出ていた3種の怪獣達。
いつか全部が揃う時を夢見ています
いつか全部が揃う時を夢見ています
(ベンゲラは頭なしの胴体のみ持っています)