ソフビ人形作家安楽安作さん制作、オリジナル怪獣ゴガメジラーのソフビ人形です。
安楽安作さんはオリジナル怪獣の創作、アニメーション制作と、数多くの作品を発表されておられる作家さんです。
怪獣ソフビ人形も幾種類も販売されており、地底巨大タコや伝説の竜、神話の怪獣に昔話の鬼、更には可愛らしい動物キャラと、作風も様々です。
そのどれもが、安楽さん独特の個性で生み出されています。
これだけ多彩な感性で創作を行う作家さんは、他に類を見ない存在だと思います。
大山椒魚怪獣ゴガメジラーは、安楽さんの代表作です。
鱗とイボに覆われた巨大感溢れる全身、身体のかなりの部分を占める頭部に全ての物を飲み込む様な大口。
飛行可能な翼状の両腕に、ジェット噴射の両足。
まさしく大怪獣の名に相応しい、存在感抜群の姿形です。
鱗とイボに覆われた巨大感溢れる全身、身体のかなりの部分を占める頭部に全ての物を飲み込む様な大口。
飛行可能な翼状の両腕に、ジェット噴射の両足。
まさしく大怪獣の名に相応しい、存在感抜群の姿形です。
ここで安作さんとゴガメジラーに関する、想い出話を紹介させていただきます。
随分前の事ですけれども、新宿で定期的に行われておりましたパチモンサミットに、僕は時折参加させていただきました。
そこで沢山のオリジナルソフビメーカーの方々のご協力によります、景品の抽選会やソフビ販売が行われておりました。
その会場で、安楽安作さんは個別に彩色された沢山のゴガメジラー等のソフビ人形を持参されて、多くのファンの方々を熱狂させました。
僕もその内の一人で、用意された数多くの色取り取りの一品物彩色品の中から、緑色系統のゴガメジラーを選んで購入しました。
それがここに紹介しました物で、「新緑」と呼ばれる個体です。
水色成形色の上から黄緑に緑、金色に銀色と、多彩な噴きつけが成された素晴らしい逸品でした。
あまりの感激に、僕は思わず安楽さん御本人とお話して、自分の思いを伝えさせていただきました。
安楽さんも嬉しそうでした
あまりの感激に、僕は思わず安楽さん御本人とお話して、自分の思いを伝えさせていただきました。
安楽さんも嬉しそうでした
僕がお見受けしました安楽さんですが、大変真面目で優しいお方という印象を受けました。
作られた作品も、実在の生き物や神話伝説の物語等から得たイメージを基に、緻密な造形表現で創造されておりました。
作られた作品も、実在の生き物や神話伝説の物語等から得たイメージを基に、緻密な造形表現で創造されておりました。
これは僕個人の想像ですが、もしかしたらそのナイーブな感性が、業界内の風潮とは合わなかったのかも知れません。
暫くの間、表舞台からは身を引かれて、多くの品々も幻の存在となっておりました。
暫くの間、表舞台からは身を引かれて、多くの品々も幻の存在となっておりました。
あれから幾歳月が経過しましたが、昨年よりメディコム・トイさんから復活を果たされて、ゴガメジラーを始めとする怪獣ソフビの再版、更には新作発表も行われる運びとなりました。
これは大変嬉しい事です。
これは大変嬉しい事です。
御本人もいろいろとご苦労がおありと思われますけれども、僕も創作怪獣ソフビ作家の一員としまして、安楽さんの怪獣世界を応援していきたいと思っております。
その思いを託す意味でも、この新緑ゴガメジラーを今回紹介させていただきました。