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2017年06月

カルチャー玩具店Oneup.さんの月例イベント「パンデモウム」。
今回は夏の初旬6月30日(金)~7月6日(木)開催で、テーマは「極道」2回目です。
場所は、今回は中野ブロードウェイ店です。

初日に当たります30日(金)は作品展示のみで、翌日の7月1日(土)午前11時より販売開始となります。


オリジナリティー溢れる、愉快な創作玩具を楽しめる展示販売イベントです。
僕も巨大ソフビの壱角蟲皇帝を彩色しまして、仁義なき怪獣の闘いに挑みました。
極道とは言いましても、いつも通りに愉快な怪獣表現を施してあります。



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怪獣芸術家ピコピコさんデザイン造形の巨大ソフビです。
今迄にも何度か色替え販売されて、複数のアーティストによります彩色作品も世に出ています。

僕にとりましても4回目の彩色挑戦で、今回は燃える炎を意識した真紅バージョンにしてみました。
素体が大きいので、塗装のし甲斐があります。



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吼える赤甲虫怪獣!
目に白い光を入れてみました。



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手に持っているのは、蛹棍棒です。
これを振り回して武器として用いるのでしょうか?
あまり強度がなさそうな・・・

棍棒にも顔があって、楽しい表情です。




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前回お伝えしましたマウントゴリラの第21期ヒヨコ版ですけれども、いよいよ明日の土曜日(7月1日)午後9時より、Oneup.さんの通販受付が開始されます。
明細は以下の通りです。





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初夏を彩る7月のパンデモウム。
僕も会期中に行く予定です。
創作怪獣玩具の世界を、今回もよろしくお願いします。


梅雨の季節も本格になりましたが、如何お過ごしでしょうか。

毎度お馴染みのマウントゴリラ新規彩色版のお目見えです。
全体が黄色で、題してヒヨコ版です。

今度の土曜日夜9時から、Oneup.さんのオンラインショップで通販開始予定です。
詳しい情報は、追って説明いたします。



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ソフビ素体が綺麗な黄色で、その地色を活かして、卵お菓子の様な感じの彩色を施してみました。
黄色い全身にオレンジのコントラストと、水色の噴き付けがチャームポイントです。

以前、第19期の時に、マルサン商店のゴメスを意識した彩色に仕上げた事がありましたので、今回はブルマァクのレッドキングの様な感じに彩色してみようと思いました。
それが出来上がってみますと、何とまぁ可愛らしい?ヒヨコちゃんみたいになりましたので、方向性変更でこの様な感じの物が誕生しました。



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60年代製のブリキ玩具と記念撮影。



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ヒヨコゴリラ集団、ピヨピヨゴリラ達です。




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この他にも色々と彩色品が予定されていますので、それらに関しましても順次紹介させていただきます。
続報をお楽しみに。

暑さの夏を間近に控えた梅雨入り季節、皆様お元気にお過ごしください。


今迄にもゴジラの漫画版は数多く存在しました。

しかし、これは殆どの方々がご存知ないであろう驚異のゴジラ漫画で、ギャグ漫画界の巨匠 赤塚不二夫先生が描いた作品です。

題して、「週間スペシャル小僧 帰ってきたなつかしのヒーロー! トウホーさんちのゴジラくん!!」
(秋田書店刊 週刊少年チャンピオン 1984年 第32号掲載)



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「週間スペシャル小僧」は、1983~1984に秋田書店の週間少年チャンピオンで連載された作品です。
今現在の時点で、単行本にはなっておりませんので、ご存じない方も多いと思われます。

芸能レポーターの少年ナシトモくん( 梨元勝 氏がモデルです)を狂言回しに、毎回時事ネタを題材とした巻末オール2色刷り読み切り漫画です。
扱う題材は、政治から芸能界、社会問題までと、実に幅広い範囲に及びました。
それもかなり過激な話が多く、よく少年雑誌に掲載されたと驚く物もありました。


その中で、当時復活が話題となっていたゴジラを題材としました回がこちらです。
丁度84年版ゴジラの時期です。
版権問題が気になるところですが、それを忘れさせる驚きの内容です。



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総合病院にて、保険証を渡す巨大な手!
国民健康保険 年齢 5万59歳 所属 東宝 氏名 ゴジラ



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再び東宝の新作映画に出演する事となった我等がヒーロー ゴジラですが、寄る年波で身体全体にガタが来ていました。
ドッグに入ってオーバーホールしたいとの申し出です。



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内部検査をしたところ、身体中どこもかしこも病巣だらけ。
酷い胃潰瘍で、腹の中からとんでもない物が出てきました。

丁度、グリコ森永事件のあった頃です。



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東宝の大道具から、巨大な車椅子まで届きました。
主治医は円谷先生!



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今は亡き橋本幸治監督からの応援です。
「さよならジュピター」からの巻き返しを誓います。



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そして、大映からは大魔神までもがお見舞いに訪れました。

この当時、大魔神も復活が噂されていましたが、結局新作映画は作られませんでした。



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高層ビルに挟まれるゴジラ。
全国のファンの為にも、頑張れゴジラ!


といったお話でした。



これはもう、言葉を失うといおうか、よくぞ掲載出来たと思える衝撃内容です。
大御所である赤塚先生だから許されたのでしょうか?

この漫画、どこかで復刻は・・・無理でしょうねぇ。



赤塚不二夫先生といえば、代表作の「おそ松くん」で、登場人物のイヤミが行った「シェー!」のポーズが大流行し、映画のゴジラもそれを行った事がありました。
「怪獣大戦争」(1965年)です。

その赤塚先生が、まさか80年代にゴジラを漫画で描いていた事は衝撃でした。
もうちょっと格好いい話を描いてくれればとも思いましたが、その当時の(もしかしたら今現在も)ゴジラの現状を、実によく物語っていると思いました。

過去の栄光から復帰して、老体に鞭を打ちながら頑張るゴジラの姿に思わず涙です。
その後シリーズ化を果たしたとは言いましても、果たして新たな時代に応えるだけの作品が生まれたのでしょうか?
今でも考えさせられる問題で、赤塚先生はそれらを既に見抜いていたのかも知れません。

最新作の「シン・ゴジラ」や、キングコングと連動した海外版映画に、期待が持てるところではありますけれども。



時代が変われど永遠の存在であります、怪獣王ゴジラ。
全国のファンからの熱い声援を受けて、今日も頑張るゴジラくんでした。

今日は、怪獣仲間である總藝舍の多賀もちゆきさんのご自宅で、総数4名によります会合が行われました。
そこで楽しく歓談し、各自の近況報告を行い、これからの創作活動に関して話し合いました。

近く何かを行いたいのですけれども、その内容は今の所内緒ですので、いずれ具体化した時の公開とさせていただきます。


怪獣好きが集まると、話は自然と怪獣談議になります。
最近観ましたキングコング映画とか、怪獣模型の話とか。

今回ここに紹介しますのは、多賀さんご自身が彩色されました怪獣ソフビ人形です。
復刻版を改造及び彩色された物で、実に見事に作品として完成されております。
怪獣芸術と言ってもいい程に昇格しました、その作品の数々をご覧ください。




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ウラン怪獣ガボラ ブルマァク復刻版の改造作品です。

復刻版の地底怪獣バラゴンの胴体に、ガボラの頭部と手足を移植した物です。
ボリューム感溢れる姿が、よりリアルさを増します。
背鰭の並びが、見事なイメージにマッチしています。




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亡霊怪獣シーボーズ 復刻版を劇中イメージで包み塗装しています。

ブルマァクのソフビ人形版は、劇中の姿とは違うイメージがありますけれども、より本物っぽく彩色してみますと、実際はかなりリアルな出来だという事が再認識させられます。

怪獣墓場から地球に落下し、霞ヶ関ビルに登って、空に向かって悲しげに吼える、哀愁の怪獣です。




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化石怪獣ステゴン こちらもブルマァク復刻版の再塗装です。

シーボーズにイメージが被る骨怪獣で、こちらは地底から出現しました。

ソフビの白成形を活かして、骨らしい色合いが施されています。




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冷凍怪獣バルゴン 日東の復刻版の改造作です。

自作した長い舌を付属させて、身体の棘も作り足してあります。
本編の着ぐるみとは別の、冷凍光線を吐く上半身の作り物に合わせての改造です。
これが驚きのギミック付きで、舌の先からパウダーの粉を吹きます。
尾から伸びていますホースが、その仕組みだそうです。


一緒におりますのが僕の彩色品で、マウントゴリラのゴーロン星人イメージの彩色版です。
昨日のそごう千葉店での販売は、おかげさまで即完売となりました。
お買い上げくださいました皆様、どうも有り難うございました。




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これら改造怪獣ですけれども、多賀さんのアィデアと怪獣愛が生み出した作品です。
玩具を楽しむ気持ちが大切と、改めて感じさせられました。

個性豊かな怪獣世界の公開でした。


この度、ウルトラセブン生誕50周年企画の一環に参加協力する事になりまして、イベント記念品を手掛けました。

マウントゴリラのゴーロン星人版です。

Oneup.さんのブログ紹介






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空想特撮シリーズのテレビ番組「ウルトラセブン」の誕生50周年を記念しまして、そごう千葉店で特別イベントが開催されます。

そごう千葉店開店50周年&ウルトラセブン放送開始50周記念 です。



イベント会場では、関係グッズの販売や、ウルトラセブンとの記念撮影等も行われるそうです。
これは子供さんが大喜びで、大変盛り上がりそうです。


期間は6月6日(火)~19日(月)で、関連グッズ販売は10日(土)から第二会場で販売が開始されます予定です。

グッズの販売は全て会場で行われますので、Oneup.さんでの取り扱い及び通販等はございません。




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ゴーロン星人はウルトラセブンの第44話「恐怖の超猿人」に登場した宇宙人で、全ての地球人を猿人化する為に侵略を開始して来ました。
モンキーランド(愛知県のモンキーセンターが撮影場所協力)に出現しますが、最後はセブンとの闘いに敗れます。

どことなく怪獣っぽい姿で、後の「ウルトラファイト」では、くたびれた着ぐるみ姿の怪獣として再登場します。



今回、Oneup.さんからのご依頼で、イベント用に何かセブン関連の品を準備出来ないものだろうかと、相談を受けました。

何にしようかと迷いました挙句に、矢張りこれしかないと、毎度お馴染みのマウントゴリラを、宇宙猿人ゴーロン星人のカラーで彩色して販売する運びとなりました。

他にもエレキングカラーやウィンダムカラー等も考えたのですけれども、やはり猿には猿だという事で、自然と決定しました。




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マウントゴリラ ゴーロン星人版の集団記念撮影です。
黄金色の背中が映えます。

彩色はいつも通りに行い、ゴールデンタマリンの様な、金色を強調しました包み塗装です。
眼の色は、実際のゴーロン星人の怖そうな目付きを参照しました。
頭部を、金色の髪の毛に見せる様に工夫して塗り分けしました。




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これがマウントゴリラ ゴーロン星人版のタグ用イラストです。
これに文字等が入ります。

今回の限定品用の為に、僕が特別に描きました。
ゴーロン星人だけの限定タグを用意するとは、これはもう前代未聞の出来事でしょう。




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Oneup.さんのブログから借用させていただきました画像です。
この様な感じで、タグ付き袋入りで販売されます。
タグには商品名等も入っております。

商品数はそこそこ用意しましたが、何分にも個人生産の限定品ですので、数に限りがございます。
ご興味を持たれましたお方は、販売日当日にそごう千葉店に直接起こし願います。

繰り返しになりますが、今回の商品は全て会場販売となりますので、Oneup.さんでの販売及び取り扱いはございませんので、ご注意願います。




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思えば、僕がウルトラセブンを初めて知りましたのが、まだ放送前の夏でした。

当時、小学校2年生だった僕は、夏休みに家族で親戚の家に行く途中の列車の中で、親が買ってくれた少年マガジンの表紙で、大写しになっているセブンの姿を見ました。
その雑誌に載っていた、巻頭特集の水木しげる氏の妖怪画報に恐怖を感じるのと同時に、未知の宇宙人への存在に興味を抱きました。

あれから50年、時の経過を感じさせます。
僕等のヒーロー ウルトラセブンよ永遠に。

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