努blog

2022年02月

今話題の映画「大怪獣のあとしまつ」を見ました。
ここ最近で、公開初日からこれ程批判意見や酷評に曝された作品も珍しいのではないでしょうか。

僕自身は、この映画は面白くて大変衝撃を受けました凄い作品だと思いました。
以下、あくまでも僕個人の感想と意見です。
ネタばれなしでお話します。




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全長300メートルを越える超巨大怪獣が日本に現れて、何故か原因不明の死を遂げます。
片足を上げたままの格好で巨大な骸と化した怪獣を前にして、脅威はなくなったと皆は喜びますが、大変な問題が残されていました。
死体の後処理です。
腐敗が心配なこの未曾有の廃棄物に、政府は一丸となって取り組みますが…


倒された怪獣の死体をどうやって片付けるのかという問題は、昔から大きな疑問でした。
映画やテレビドラマでも、それらはまともに描写されていませんでした。
今回初めての取り組みと言ってもいい、怪獣退治のその後の物語です。
そのタイトルからコメディかと思っていましたけれども、思いの他真面目な映画でした。

「希望」と名付けられましたその怪獣ですが、僕がTwitterで知り合いました造形家の方が製作に加わっております。
全長6メートルのミニチュアを作って撮影されたそうです。
下顎が大きいのは死後変形したせいでしょうか。
とにかくリアルによく出来ています。
死体だけでこれだけ見せてくれるのは凄い存在です。


悪戦苦闘する政府機関に決行される作戦を取り巻く人間ドラマが展開され、最後の最後に驚きの結末を迎えます。
これはもうここではお話出来ませんので、実際に映画館で直接ご覧になってください。


怪獣対策に関する政府の対応は、何故か能天気でした。
笑えないオヤジギャグを連発しているのは、怪獣映画を見る年代層を考慮してなのかも知れませんが、怪獣が既に死んでいて直接の危害がないという安心感と油断から来るものなのでしょう。

この映画が酷評されている原因は、大方予想されていた様なお笑い要素がほぼなかったところではないでしょうか。
怪獣の死体を前にあたふたする人間の様子が描かれたり、死体処理が終わっていないのに直ぐに別の怪獣がやって来てはまた死体が増えたりするという展開ならば、お笑いとして受け入れられたかも知れません。


しかし僕は、真摯に物事に取り組む姿勢に好感が持てました。
話の前半はやや退屈でしたが、後半からはダム崩壊の作戦決行で、特撮を駆使した怒涛の展開になりました。
そして予想すらあり得なかった衝撃の結末が訪れます。
もう言葉も出ません。


僕は最後の最後で魂が震えました。
まさかこの展開と結末は予測出来ませんでした。
海外作品を含めて出来のいい特撮映画はありますが、人の気持ちを揺り動かしたものはどれだけあったのでしょうか。
今回まさにそれにやられました。
この驚きを成田亨先生に捧げます。

映画「大怪獣のあとしまつ」
賛否両論はございますが、映画館で直接ご覧になる事をお薦めします。




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映画館内で表の街を見下ろすマウントゴリラ

早いもので2月も半ば過ぎですね。
今回紹介しますのは、僕達仲間の活動状況です。




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仲間数名で行っておりますNPO活動団体が、大衆芸術開拓組合です。
図画工作や模型製作等を通じまして、東京都内での家族対象の催し物に参加しております。



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ここ最新型コロナウィルスの影響で各種催し物が中止になり、会報冊子の発行と配布等を行って活動を絶やさない様に心掛けております。



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この度あだちNPOフェスティバルで各参加団体のPR動画が公開されました。
当会でも持ち前の特撮技術を駆使しました映像が紹介されています。
どうぞご覧ください。

あだちNPOフェスティバル参加団体 紹介動画



大衆芸術開拓組合 紹介動画

https://www.youtube.com/watch?v=RCNSXZv9bDA&t=647s



ミニ怪獣映画の感じですが、これらは多賀もちゆきさんの考案シナリオで作成されました。
会員達で協力撮影しました。
そのメイキング画像です。



仲間数名で協力して撮影しました、ミニチュア特撮です。
怪獣が街を進撃して暴れ、家が焼かれて戦車が攻撃を開始する様子です。




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怪獣戦車ガンドラ
僕が2011年に製作しましたオリジナル模型です。
タミヤのタンク工作セットを基にいろいろ付け加えて完成させました。
動力戦車レースにも参加した思い出があります。
今回久々の活躍の為、メンテナンスして復活です。



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家や戦車、ポストに
等の模型です。
これらを撮影セットに使用しました。
会の代表の多賀もちゆきさんが用意されました。
エアーを使ってパウダーで煙を起こしたり、戦車模型をコマ撮りしたりしまして、特撮体験をしました。
背景用には青い紙を貼り込んで使用しました。


感染対策で各種催し物が滞っています状態ですけれども、出来る限りの活動はこれからも続けていきます。

先日の2月6日(日)、千葉の幕張メッセで約2年振りに模型イベント ワンダーフェスティバル2022冬が開催されました。
新型コロナウィルスとオミクロン株の感染拡大が不安でしたが、参加者と出展者双方が対策を充分に取って行われました。
世間での都内感染者増大で不安視されましたけれども、問題もなくイベントは終了しました。
久々の祭典に嬉しい気持ちを感じられた方も多かったと思います。

Oneup.さんのブースでも品物の売れ行きは順調で、僕の彩色しましたマウントゴリラとKONGKONGも完売しました。
お買い上げくださいました皆様、どうも有り難うございます。

まだまだ多難な日々が続くでしょうけれども、このイベント成功を励みにして頑張ってください。




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全ての方々にお疲れ様を祝う
ウルトラマンとマウントゴリラ

いよいよフィギュア大イベント ワンダーフェスティバル2022冬が来る2月6日(日)に幕張メッセで開催されます。
新型コロナウィルスの影響もあって、約2年振りのイベントとなります。
世間での対策配慮は注意と工夫を凝らしまして続けられて参りました。 
ここに来ましてオミクロン株の脅威が加わり、感染者が増大しました。
今回のワンフェスはその中での催しです。
感染対策を充分に取っての配慮の元行われます。
参加予定の皆様、ご自分の安全をご自分でお守りください。
楽しむ気持ちを消え失せさせたくないワンフェス決行です。
僕も無事開催を祈っております。




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開催目前画像の追加で、KONGKONGの雄姿です。



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ゴジラ対メカゴジラ

2月6日(日)に千葉の幕張メッセで開催されますワンダーフェスティバル2022冬ですけれども、直前情報になりますが、会場で販売されますソフビ紹介です。




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Oneup.さんのブースで販売されますソフビ製品で、巨大ゴリラKONGKONGマウント工房彩色版です。
焦げ茶チョコレート色の素体を元に、強さを出す為に赤茶色を噴き付けて黒で影を入れました。
ソフビ玩具らしいイメージで、顔と胸と手足は緑色にしました。
その迫力をご覧ください。



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Oneup.さんのブース番号は6-13-07です。
他にもいろいろなソフビ製品がワンフェス用に準備されます。
以前紹介しましたマウントゴリラのバレンタイン版もお目見えします。




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今回のワンフェスですが、感染対策を取りまして慎重に行われる予定だそうです。
ご参加されます方々は、充分にお気を付けましてご来場ください。

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