前回公開しました大恐竜-REXの、改造制作過程を公開します。
まずは、ブッカさんが制作完成させましたオリジナル版の全貌からです。
中生代白亜紀の巨大肉食恐竜ティラノサウルスを更に強力にアレンジさせた姿です。
ブッカさんの個人製作販売でして、知人の間のみで限られた数のみが行き渡っていたそうです。
頭部、胴体、尾、両手、両足が自在に動き、下顎開封式です。
ゴリラ君同様に、動かして遊べる大変楽しいソフビモデルです。
キット状態の物を組み立てて、完成させる仕組みになっております。
大きな頭に鋭い目付き、獰猛そうな大きな下顎に鋭い牙、全身を覆う細かい鱗。
今にも動き出しそうな迫力です。
今回、僕は自分が思い描いております恐竜像に近付ける為に、全体に手を入れてみました。
こちらが僕が改造しました未塗装状態の物です。
エポキシパテを持った箇所で、改造部分が判明出来ます。
まずは頭部を切り離し、首の関節を新たに作りまして、頭が胴体からやや放した感じにしてみました。
これでややスマートさが出まして、かなり見た感じの印象が変わりました。
口の開封をしっかりと行う為に、本来は下顎はめ込み式だったのを、プラ棒を用いまして自作のジョイントを制作しました。
足はカッターで切れ目を入れまして熱で曲げ、小さな蹴爪を自作追加しました。
足がしっかりと地に着いた形になりました。
尾は上手く動かなかったので、関節を新たに作ってみましたが、どうもユルユルになってしまいました。
コメント
コメント一覧 (6)
カスタム前後の比較画像、違いが分かりやすくて
良いですね!
後頭部と首の効果、大きいですね。
ラインがとてもスムーズでスマートに見え、また、お腹や足のボリュームが増し、頭が小さく見え男前になったような感じがします。
努
がしました
改造箇所で特に意識していじった所は、頭部と腹部、足でしょうか。
全体に爬虫類ラインの流れが出てスマートになりましたけど、オブライエンの古典的な恐竜像から、ハリーハウゼンの近代的恐竜に変貌してしまったみたいです。
ブッカさんの本来の形のまま組み立てて、彩色完成された皆様の作例に凄みを感じます。
いつかD-REXを集合させたいですね。
努
がしました
改造部分が良くわかりますね。
ちょっとした改造をすることでだいぶかわりますね。
努さんには商品を見たときにイメージができていたんでしょうねw
努
がしました
元のスタイルは映画スターの様な貫禄があるのですが、敢えて生物感を引き出してみました。
改造を手掛けるのは不安でしたが、基本が素晴らしいので割りとスムーズに出来上がりました。
元スタイルの塗装作品は迫力の格好よさばかりですので、むしろ改造作品の彩色に苦労した覚えがあります。
努
がしました
努さんの制作してるビートルを登場させて
ウルトラマンの小さな英雄みたくしたら
面白いだろうな〜と勝手に想像して楽しんで
ますw
努
がしました
D-REXはかなりの大きさですので、他の恐竜(エアフィックス等の)が皆怖がってしまいそうですね。
これはゴリラ君だけでなく、ビートルを出撃させねばなりません。
楽しいアィデアを有り難うございます。
努
がしました