努blog

オリジナル怪獣ソフビ人形の紹介です。
宇虫怪獣グモーズ
ドリームロケット製品第一号であるのと同時に、オリジナル怪獣ソフビの最初期でもあります。



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自家製オリジナル怪獣ソフビをスタンダードサイズで生産販売する試みは史上初でしたので、スーフェス会場で拝見しました時は大変驚きました。
その時買った初版グモーズです。
全ての腕と頭部と触角が可動し、全部で12パーツの驚異の分割です。

このグモーズを買ってからドリームロケットさんとお付き合いが始まりまして、いろいろとお話を伺いました。



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感激のあまり、販売促進用イラストを描かせていただきました。
次の怪獣ギルモスもいます。

グモーズは蓄光素材版も含めまして、様々な色合いが世に出ました。
現在も継続販売されています。
名作レジェンドソフビ怪獣を、是非とも手にされご覧になってください。

 

早いもので2024年も大晦日となりました。
また殆ど更新出来ず仕舞いでした。
申し訳ございません。
そこへ来まして、いきなりの昭和の漫画の話です。


最近まとめ買いしました、光文社版「鉄腕アトム」 全8巻(昭和31〜35年刊)です。

アトム最初の単行本で、いかにも昭和30年代を感じさせる大変凝った印象を受けます。
丁度僕の生まれる少し前〜誕生後の時期ですね。

最初に出たのが1〜3巻で、このアトム本の大ヒットを受けて、続刊はその後に企画刊行されました光文社版手塚治虫漫画全集に引き継がれていきます。
当時余程売れたらしく、僕の所有品のうち1〜2巻はかなり版を重ねています。



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第1巻
アトムのロボット行進には明るい未来を感じます。

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第2巻
ビル街夜景に浮かぶアトム。
手にしている物は?

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第3巻
気は優しくて力持ち、ちょいと御免のアトムです。

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この後の第4巻から8巻までが、このスタイルになります。
先のアトム本の大ヒット後、光文社より手塚治虫漫画全集が企画されました。
昭和33年から35年に掛けましての刊行で、その中でアトムも続投の形で仕切り直されました。


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カバーを外した漫画全集版の表紙です。
様々な手塚キャラクターが描かれてます。
アトムにお茶の水博士、レオにリボンの騎士にサボテン君…等など。

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なんと所有品の中に色塗りしてある物がありました。
前の持ち主が彩色したのかも知れませんが、これは子どもの塗り絵ではなく実に見事な仕上げです。

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そして見返しに描かれたキャラの中に、な、なんと みなしごハッチが?!
これは絵本作品 びいこちゃんです😅

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「火星隊長」より
アトムの勇ましい軍服姿。

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第1巻の奥付けより。
勇ましいアトムの敬礼姿。
本は長年の紙焼けで変色しておりますが、これぞ昭和の味わいです。

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ものの資料によりますと、光文社版全集は全30巻を予定していながらも17冊で終了しました。
ロストワールドやメトロポリスもリストにあったそうです。

鉄腕アトム8巻
ジャングル大帝4巻
西遊記3巻
黄金のトランク2巻

読み切り式エピソードのアトムはともかく、長編続き物である他の3作品は最後まで刊行されませんでした。
2色刷りと色違い1色インクを駆使した豪華仕様の本だったので、実に惜しいです。

何故かここで鉄腕ずんだもん😅



今年もお世話になりました。
皆さん、よいお年をお迎えください。


ビリケン商会から昨年末に販売されました、ソフビキットの大怪獣バランです。
東宝特撮では最後のモノクロ怪獣映画として、古風な外見に異郷伝説の特異な物語設定と共に深い印象を残します。
そのバランをリアルな姿で創造しましたモデルです。

販売開始から大変な評判で、数回に渡ってのチャンスを伺いようやく手に入れる事が出来ました。
感謝感激です。




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手に入れましたビリケン商会製バラン
クラシックスタイルでありながらも斬新なデザインセンスを感じさせます箱絵です。

販売・ビリケン商会
原型・福田雅朗氏
箱絵及び解説・内田和彦氏



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早速中を開けます。
袋にぎっしり詰まった部品と、熱い思いで書かれた解説書。
そして各部分からも全体像が伝わって来ます。
何もかもが素晴らしいです!



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部品を洗浄して、バリを落して組み立てです。
基本はめ込み式ですが、可動が必要な部分がほぼありませんでしたので、全ての部品を瞬間接着剤で貼り合わせました。
頭部口の中を先行彩色しました。
塗料はプラモデル用のクレオス製MR.COLOR(溶剤系アクリル樹脂塗料)を使用しました。



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瞬間接着剤で貼り合わせながら組み立てて行きます。
まさにソフトビニール製のプラモデルといった感じです。
最後に頭部を接着して形が出来上がりました。



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部品の隙間を最小面積でエポキシパテで埋めます。
乾燥させたやヤスリ掛けして表面を慣らします。



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パテ修正部分をMR.COLORで色塗りしまして基本形は完了です。

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モノクロ映画であるバランは、果たして何色でしょうか?
現存する撮影画像では褐色だそうです。
公開当時のポスターやパンフレットでは、緑色に人着彩色されていました。
こちらも公開当時に出ていました、あかしや書房の漫画本ですが、そこでは現存資料写真と同じく茶褐色で描かれていました。
色合いは目下画策中です。


これから全体彩色に入るのですが、かなり時間と手間を要しますので、完成報告は暫くかかりそうです。

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