努blog

皆様、ご無沙汰しております。
来る静岡ホビーショー2025のお知らせです。
今年も国内最大の模型イベントであります静岡ホビーショーが開催されます。
日時は5月14〜18日の5日間です。



14日(水)15日(木)は業者対象で、16日(金)が静岡県内の小中高生子ども対象、17日(土)18日(日)が一般対象です。
そのうち僕等仲間同士は16〜18日の3日間参加します。
モデラーズクラブ合同作品展
東京SFプラモビルダーズ
南館 H 117 

高性能ギミックの模型秘密基地に多数の動くSF模型を配置して、訪れます来場者の方々に楽しんでいただきます。



ただここで問題なのが、来場希望者は全て事前登録制で、既に予約締め切りになっています。
コロナ対策が行われました2022年からは当日受付が為されておりません。
今回は特に厳しく、ホビーショー本部の予約受け付け開始から、僅か2日後には定員数がいっぱいになってしまいまして、早期に締め切られました。
よって行きたくても行けない数多くの人達の立場を考えますと、ここでホビーショー紹介をする事には若干の抵抗がございました。
しかし会場内容を伝える意義を考えまして、これからのイベント報告をさせていただきます。

出来る限り沢山の人達の来場を考えまして、主催側には対策改善していただきたいと願っております。



1000001945
 静岡ホビーショー初参加のずんだもんと四国めたん。
「めたん、模型の世界を見て来るのだ。」
「ずんだもん、よろしくね。」

1000001938
四国めたん
プラフィア製組み立てモデルで台座は僕の自作オリジナルです。
手に持っていますドリルは天惠のハイドといい、一般販売版にはない購入予約特典です。

1000001947
そして皆の人気者ずんだもん。
「みんな、可愛いボクをよろしくなのだ!」

後ろにいる怪獣達は…?

1000001949
怪獣にまたがるずんだもん。
「カイジューさん、よろしくなのだ。
…えっ、もしかして飛べるの?」
この謎の怪獣達は…!

1000001951
クラウン模型「ガラゴン対バゴラ」
2頭の怪獣が互いに引き合って戦う仕組みです。
向かって右側の鱗恐竜形がガラゴン、左側の鳥形怪獣がバゴラです。
果たして勝つのはどちらだ?!

1000000027
実はこちらは内蔵ゼンマイ無しのジャンク状態で入手した物です。
ゼンマイ部分は同じ構造の追いかけ合う魚玩具から流用しています。

1000001929
これがどうしても引き合う速度が早くなってしまいまして、両者の内部に鉛を入れたり足裏タイヤにストッパーを付けたりして速度調整をしました。
あんまり何度も引っ張り過ぎまして、テグスがギアに絡まって傷付き、糸が途中で切れてしまうアクシデントに見舞われました。
そこを更に修理しました。

1000001932
紆余曲折ありましたが、まだまだ続く模型制作です。
取り急ぎの報告です。





オリジナル怪獣ソフビ人形の紹介です。
宇虫怪獣グモーズ
ドリームロケット製品第一号であるのと同時に、オリジナル怪獣ソフビの最初期でもあります。



PXL_20250113_204239182
PXL_20250113_204227482
PXL_20250113_204803413
PXL_20250113_204310294
自家製オリジナル怪獣ソフビをスタンダードサイズで生産販売する試みは史上初でしたので、スーフェス会場で拝見しました時は大変驚きました。
その時買った初版グモーズです。
全ての腕と頭部と触角が可動し、全部で12パーツの驚異の分割です。

このグモーズを買ってからドリームロケットさんとお付き合いが始まりまして、いろいろとお話を伺いました。



PXL_20250113_204327776
感激のあまり、販売促進用イラストを描かせていただきました。
次の怪獣ギルモスもいます。

グモーズは蓄光素材版も含めまして、様々な色合いが世に出ました。
現在も継続販売されています。
名作レジェンドソフビ怪獣を、是非とも手にされご覧になってください。

 

早いもので2024年も大晦日となりました。
また殆ど更新出来ず仕舞いでした。
申し訳ございません。
そこへ来まして、いきなりの昭和の漫画の話です。


最近まとめ買いしました、光文社版「鉄腕アトム」 全8巻(昭和31〜35年刊)です。

アトム最初の単行本で、いかにも昭和30年代を感じさせる大変凝った印象を受けます。
丁度僕の生まれる少し前〜誕生後の時期ですね。

最初に出たのが1〜3巻で、このアトム本の大ヒットを受けて、続刊はその後に企画刊行されました光文社版手塚治虫漫画全集に引き継がれていきます。
当時余程売れたらしく、僕の所有品のうち1〜2巻はかなり版を重ねています。



PXL_20241229_091138193.MP
第1巻
アトムのロボット行進には明るい未来を感じます。

PXL_20241229_091403328
第2巻
ビル街夜景に浮かぶアトム。
手にしている物は?

PXL_20241229_091659845
第3巻
気は優しくて力持ち、ちょいと御免のアトムです。

PXL_20241228_054108803
この後の第4巻から8巻までが、このスタイルになります。
先のアトム本の大ヒット後、光文社より手塚治虫漫画全集が企画されました。
昭和33年から35年に掛けましての刊行で、その中でアトムも続投の形で仕切り直されました。


PXL_20241228_054220669
カバーを外した漫画全集版の表紙です。
様々な手塚キャラクターが描かれてます。
アトムにお茶の水博士、レオにリボンの騎士にサボテン君…等など。

PXL_20241228_054345338
なんと所有品の中に色塗りしてある物がありました。
前の持ち主が彩色したのかも知れませんが、これは子どもの塗り絵ではなく実に見事な仕上げです。

PXL_20241228_054134002

そして見返しに描かれたキャラの中に、な、なんと みなしごハッチが?!
これは絵本作品 びいこちゃんです😅

PXL_20241225_213009737
「火星隊長」より
アトムの勇ましい軍服姿。

PXL_20241225_213049058
第1巻の奥付けより。
勇ましいアトムの敬礼姿。
本は長年の紙焼けで変色しておりますが、これぞ昭和の味わいです。

PXL_20241229_061459867

ものの資料によりますと、光文社版全集は全30巻を予定していながらも17冊で終了しました。
ロストワールドやメトロポリスもリストにあったそうです。

鉄腕アトム8巻
ジャングル大帝4巻
西遊記3巻
黄金のトランク2巻

読み切り式エピソードのアトムはともかく、長編続き物である他の3作品は最後まで刊行されませんでした。
2色刷りと色違い1色インクを駆使した豪華仕様の本だったので、実に惜しいです。

何故かここで鉄腕ずんだもん😅



今年もお世話になりました。
皆さん、よいお年をお迎えください。


このページのトップヘ