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いつもお世話になっております、南青山のビリケン商会にて、「逆柱いみり個展 墨壺獣」が開催中です。
異能の漫画家 逆柱いみりさんの作品展で、今回は絵画に造形を出展されております。
墨壷をモチーフに、独創性豊かな怪獣とも機械ともつかない作品群が会場狭しと並びます。
その様子は、日常空間を離れた独創の世界です。
 
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絵画作品も精密を極めた世界で、地下街を思わせる異様空間に様々な生き物達が闊歩する様子が見られます。
これは次元を通り抜けて幻想の迷路に誘い込まれる気持ちになります。
 
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そして、怪獣マニアでありカーマニアでもある逆柱さんが作った創作自動車の数々。
タイヤも含めて全て粘土製なのが驚きです。
映画「宇宙快速船」のアイアンシャープ号もあります。
 
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今月23日(土)まで開催されておりますので、ご興味を持たれた方は是非お出でくださいませ。
 
今回の展示に合わせて、自分も怪獣ソフビ人形を彩色しました。
逆柱さんデザイン造形の「脳内リゾート怪獣計画シリーズ」で、木乃伊怪獣ファラオスと癇癪宇宙人クリテン星人です。
こちらも会場内で販売中です。
 
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アオシマの怪獣シリーズで、巨竜怪獣ドラゴンです。
先に紹介しました日東のドラゴンとは違う怪獣です。
アニメ版「スーパーマン」に登場したそうです。
 
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1971年、「スペクトルマン」とほぼ同時期に、海外のアニメ番組で「スーパーマン」が放送されていました。
元は「スーパーマン新冒険」という名称で、日本語吹き替えによるオリジナルの主題歌までもが作られて、話題を呼びました。
 
アオシマの怪獣プラモデルは、スペクトルマンシリーズと並んで、このスーパーマンもシリーズ化していました。
ドラゴンは、スーパーマン、怪ロボット・スーパーキングと共に販売された物で、これらは再版されていません。
よって、現在では希少な存在となっております。
 
この怪獣は身長45メートル、体重2500トン、羽の長さ15メートル。
ヒマラヤ山脈の地底に住んでいたものが、火山爆発で出現して凶暴化。
羽ばたきで風速110メートルの風を起こし、マッハ3・5で空を飛び、硬い尾でどんな物も砕く。
ドロドロの溶岩が大好物。
という設定です。
外国怪獣にしては、かなりの大きさです。
 
果たしてこれがアニメ版「スーパーマン」に登場したものなのかは、現在のところ不明です。
僕が見ていた記憶では、エピソード内では確認出来なかったものの、毎回紹介されるハイライトシーンで、スーパーマンに殴られて粉々にされるという場面がアニメで出てきました。
これが本編からの編集なのかどうかは不明です。
しかし、知り合いでこれらの作品に精通している人の話ですと、確かにこの怪獣が登場するエピソードが存在するという事でした。
何でも石像が実体化したものだとか。
これらの情報を調べて確認する事が、目下目標です。
 
ゼロンの時と同じく、当時小学校高学年だった僕は、近所の文房具店でこの模型を買いました。
割と難なく組み上げて、近所の集会所で行われた子供の模型コンテストに持って行きました。
しかし時遅く、もう会は終わった後でした。
情報出遅れは、昔っからでした。
しかし、作品展示だけはさせてもらい、記念品のトランプをいただきました。
 
作例ですが、これは当時買った物ではなく、後から入手した物です。
姿形も申し分なく格好よく、西洋のドラゴンイメージを見事に表しています。
翼が前足に付属しており、歩行と同時に前後に動きます。
彩色は箱絵を参考に、茶色系で仕上げました。
 
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梶田達二氏が描いた迫力の箱絵。
異常な程の筋肉ムキムキのスーパーマンと、やや困った様な表情のドラゴンです。
 
自分が所属しております模型の会で、以前、梶田氏の追悼展示が行われました。
その際に、この完成したドラゴンを持ち寄りました。
長い年月を経ての、思わぬ場所での作品展示となりました。

日東怪獣は可能な限り一通り紹介しましたので、他の怪獣模型を取り上げてみます。
 
アオシマの地中怪獣ゼロンです。
 
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1971年に、後に変身ブームとも呼ばれる様にもなった、第2次怪獣ブームの口火を切って世に出た特撮番組が「スペクトルマン」でした。
最初は「宇宙猿人ゴリ」というタイトルで始まり、地球を狙う猿人ゴリとラーの陰謀を阻止する為に、超人スペクトルマンが活躍します。
放送当時、久々の怪獣番組という事で話題になり、人気を呼びました。
その後、「帰ってきたウルトラマン」や「仮面ライダー」が始まり、第2次怪獣ブームが一気に加速しました。
 
当時から、既に世間を騒がせて社会問題になっていた、公害等の環境問題を物語に取り入れて、多数の公害怪獣が登場しました。
ゼロンは山椒魚が変化した怪獣で、硬質の甲羅で全身を覆われた格好いい姿にも関わらず、スペクトルマンに呆気なく倒されてしまいます。
劇中の設定では、身長17メートル、体重10トンで、怪獣としては小柄な感じです。
やや物足りない感じですが、地中から出現する様子等は迫力があり、初期の印象深い怪獣です。
 
放送当時、アオシマから「宇宙ロボットシリーズ」と称しまして、スペクトルマン怪獣の模型が販売されました。
主役のスペクトルマンに、ゴリとラー、それに怪獣が4種です。
怪獣のみが80年代に再版されました。
 
ゼロンは正統派の怪獣で、模型になったその姿の再現度も、他の怪獣共々に素晴らしい出来です。
本来は四足なのですが、立ち上がった姿を彷彿させる二足歩行式で再現されています。
前足は張り手式で、四足イメージの名残を思わせます。
再版時ではコウラ怪獣の別名がつけられていました。
 
70年代ともなりますと、怪獣模型もかなり円熟した技術で作られていて、数々のキャラクターモデルを手掛けたアオシマの技を感じさせます。
初版は小学校6年生の頃、買って作った事がありました。
確か「ゼノン」という名称になっていました。
その頃、覚え始めたばかりのプラカラーで彩色してみたのですが、何と直に深緑色に塗ってしまいました。
 
作例は再版品を彩色完成させた物です。
梶田達二氏描く箱絵のイメージを、忠実に再現してみました。
黄緑色で、何だか芋虫みたいになりました。
 
4種のスペクトルマン怪獣は、再版品のおかげもあって割と入手が可能ですが、それ以外の物は初版のみの販売で、入手困難な状態です。
どういう理由かは判りませんが、金型が存在していないのではとも思われます。
主役のスペクトルマンを、是非限定復刻で販売して欲しいものです。
 
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四足タイプにしてみました。
単に腹ばいに倒しただけですが。

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