今回は前回と同じく水もの模型で、今井科学のパーパスです。
 
 
イメージ 5
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
この作例は自分なりに大幅に改造を施しています。
水中モーターを内臓させた推進方式にして、彩色で目の形と位置を変えて、ややリアル方向に修正しています。
よって、模型本来の姿とは若干印象が違います。
 
 
イメージ 3
 
箱絵 リアルな絵柄で海洋冒険ドラマを彷彿させます。
 
パーパス(Porpoise)とはネズミイルカの事です。
ネズミイルカは、ほぼ人間大の小型イルカで、顔つきは丸く、口は尖っていません。
 
しかし、この模型はどう見てもネズミイルカではありません。
箱の絵もバンドウイルカを描いた感じです。
しかし、ここではあくまで名義上、この模型をパーパスと呼ぶ事にします。
 
このパーパスも先に紹介したシーザウルス同様、今井科学が発売した異色の水もの模型で、本来はゴム動力で尾鰭を上下に動かして推進する仕組みです。
水中モーターを取り付ける事も可能です。
 
僕はこの模型に水中モーターを内臓させて、自動式に尾鰭を動かして推進する方式に改造しました。
動く模型愛好会(UMA)の夏の水ものオフ会等でも池やプールで活躍しました。
しかし、時折動かなくなりますので、どうにも厄介です。
 
 
イメージ 4
 
これが本来の姿です。
外見がいかにも漫画的ですが、それもその筈で、基はアニメの「海賊王子」の模型を手直しして再版した物なのです。
「海賊王子」の時は、主人公のキッド少年がイルカに乗る形になっていました。
なのでイルカ全体もアニメに即したスタイルで、石ノ森章太郎氏のキャラになっています。
「サイボーグ009」にも登場しそうなイルカですね。
 
それをイルカのみにしたパーパスでは、リアルな箱絵とは裏腹の漫画スタイルのままなので、事情を知らなかった子供時代当時、箱の中を見て面食らいました。
 
僕の弟はこの模型を「フリッパー」と呼んでいました。
イルカを扱った人気テレビ番組「わんぱくフリッパー」をよく見ていました影響です。
僕の兄弟の間では、イルカはフリッパーで、ブロントサウルスはネッシーでした。