変り種怪獣で、サンキットの 怪力、潜水怪獣グジラスです。




總藝舍さんとの先日の会合でお披露目しました怪獣です。
一足お先に總藝舍さんの方では紹介されております。
この怪獣に関しましては、自分は全く知識がありませんでした。
模型マニアの知人から教えて貰ったのですが、何でも昭和40年代初頭の怪獣ブームの時に世に出ていたそうです。
潜水艦模型に見られる自動潜水装置が設置されていて、頭部の角と、それに直結している両側の鰭が、その役割を果たしています。
模型オフ会で2度程、公園の池で泳がせてみたのですが、うまく潜らず、水中モーターで水上走行をするのみとなってしまいました。
自分の作り方が悪かったのかも知れません。
池では、イマイのシウルスを糸で後ろに引っ張って、ゆったりながらもそれなりの泳ぎを見せました。
しかし、2度目の水上走行の時に、片方の鰭を破損させてしまった為、飾っておくだけのディスプレィ模型になってしまいました。
シウルスの時と同じく、自分なりの台座を粘土で作りました。
これは博物館の標本みたいな感じで、まるで昔の博物学者ゲスナーの描いた、鯨の想像図の様です。

グジラス腹部 まさに鯨です。

獰猛な頭部 長い角が自動潜水装置だそうです。
全体にゴジラの水中進化型といった感じで、ゴーヤの様なゴツゴツした質感です。
彩色ですが、潮焼けした抹香鯨をイメージしました。
グジラスに関してですが、余程の模型マニアしかその存在を知らないらしく、自分も未知の生き物を目撃した様な驚きを感じました。
模型の世界でも、謎の怪獣は数多く存在します。
これから数回に分けまして、それら知られざる怪獣模型を紹介していきます。

グジラス 箱絵 マブチ水中モーター使用の表記が懐かしいです。
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