努blog

2013年10月

日東の雷竜ブロントサウルスです。
 
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ブロントサウルスは巨大恐竜の代表格として名が知られ、昔から人気の高い存在でした。
残念ながら、現在ではその存在は無効になってしまっている様です。
何でも、違う恐竜の化石を誤って復元したものだったそうです。
しかし、僕ら怪獣世代にとってその名称は永久であり、古生物としてではなく、怪獣としてのブロントサウルスは今後も生き続ける事でしょう。
 
日東のモデルですが、70年代末頃(もしかしたら80年かも)に新規に作られました。
全体にスリムで、トカゲのイメージです。
ワニゴン方式で歩行します。
作例は、組済みを入手して彩色した物です。
巨大感を出す為に、象のイメージで灰色にしました。
腹部は対照的に赤系統に塗りました。
 
ステゴサウルス(ドラゴン)、ゴーゴン、ティラノサウルス、ブロントサウルスと、日東は全部で4種類の恐竜モデルを販売していた事になります。
ゴーゴンを恐竜(古代生物)と認めるかは異論があるでしょうが、初版のイメージを重視して、あえて入れてみました。
 
 
 

日東の肉食恐竜ティラノサウルスです。
百竜の王と呼ばれる、恐竜世界最強の存在です。
 
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ステゴサウルスと同時期に販売されていた模型で、ステゴ共々、後に70年代末期に再販されました。
初版と再版、いずれも数的にはそれほど出ていなかった様で、中古市場でも滅多に見かけません。
 
1969年(昭和44年)に、特撮監督レイ・ハリーハウゼン氏の手掛けたアメリカ映画「恐竜グワンジ」が公開されました。
リアルな恐竜の姿に、当時、子供達の間でもちょっとした話題になり、少年雑誌でも何度か特集が組まれました。
日東では便乗品として、原子怪獣ドラゴンをステゴサウルスとして再版し(頭部の角がありません)、映画のグワンジの一場面を捩った箱絵で販売しました。
その後で出たのがティラノサウルスで、何故か普通に恐竜模型となっていました。
何故、ステゴサウルスを映画の便乗品としておきながら、主役格の恐竜グワンジを商品化しなかったのでしょうか?
これは僕個人の推測ですが、準備はしていたものの、販売時期を逃したか何かの理由で、版権が絡む映画キャラの扱いを見送ったのではないでしょうか?
もしかしたらこのティラノは、当初はグワンジとして企画されていたのかも知れません。
ただし、これはあくまでも僕自身の推測であって、正式情報に基づいた内容ではない事を、ここにお断りさせていただきます。
 
小学校高学年の頃、初版のティラノを買って作った事がありました。
まるで外国商品の様な渋くてリアルな箱絵で、解説書にも「アィデアと技術」という文章が載っていて、それに大変好感を持ちました。
怪獣模型は小さい子供だけの物ではないというそんな気持ちにさせる嬉しさを感じました。

この作例は初版のジャンク品で、足が折れていましたのを修理しました。
笑った様な口元が、映画のグワンジを思わせます。
腕が小さいのは尤もですが全体に前屈みで、今にも倒れそうなバランスを上手く保っています。
直したものの片足が内側に傾いてしまい、歩行中に時々倒れましたので、片方の足の爪をパテで新造して安定を図りました。
 
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こちらは、足の形を変えた別アングル。
 
偶然にも、柊horiiさんのリクエストにお答えした形になりました。
喜んでいただければ幸いです。

最近、某書き込みがコメントされました。
知らない名前(しかも女性名)の書き込みで、このブログに興味を持ったので直接メールして欲しい、と言う内容でした。
どうも怪しいので、コメント欄で返答だけを書いたのですが、本日、似た感じのコメント書き込みが、またあったのです。
今度は別人名でしたが、文体が似通っています。
ブログ内での検索を行ってみましたところ、どうも同じ様な書き込みをされた方が多数おられるみたいです。
出会い系サイトか何かでしょうか、いずれにせよ近づかない方がいい代物です。
 
せっかくのブログも、稚拙な悪事勧誘という、嫌な問題に悩まされてしまいました。
これをご覧になっておられる皆さんも、よくよく気を付けてください。
 

日東のオリジナル怪獣第4弾で、ゴーゴンです。
 
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外見は殆ど古代爬虫類のジメトロドンかエダホサウルスです。
70年代の初版は古生物として、80年代の再版は原子怪獣として世に出ていました。
同じシリーズのワニゴン同様に、腹ばいでヨチヨチ歩きます。
歩行と同時に、尾が左右に自然と揺れるところがユーモラスです。
 
初版は、小学生の頃に作った記憶があります。
当時、学校をズル休みして、この怪獣を組み立てているところを、お見舞いに来た級友に見られてしまった、そんな痛い想い出があります。
 
作例は再販品で、初版イメージに倣って茶褐色に彩色してみました。
大きな背鰭は、赤系統で派手目にしてみました。
 
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ミニサイズのゴーゴンと、親子撮影です。
ミニは黄色い台座付きでフリクション走行するのですが、あえて単体にしてみました。
 
 
 
 

日東オリジナル怪獣シリーズの第3弾で、原子怪獣ドラゴンです。
 
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恐竜ステゴサウルスの頭に角を付けただけの姿ですが、新怪獣という名目でした。
ワニゴン式に、手足を交互に動かしながら尾を振って歩きます。
殆ど恐竜ですね。
2列に並んだ三角形の背鰭がお見事ですが、互い違いになっていない為、真横から見ると1列に重なってしまうのが、やや残念です。
 
後にドラゴンは頭の角を取られて、ステゴサウルスとして再販されました。
丁度、ハリーハウゼン氏が特撮担当したアメリカ映画「恐竜グワンジ」公開の頃です。
日本での映画上映時期に便乗してか、「グワンジ」の一場面を彷彿させるイラストの箱絵でしたが、ステゴサウルスはその映画には登場しませんでした。
また、恐竜を模した怪獣から、恐竜本来の姿にしての販売とは、改造順序が逆な感じがしました。
どういった事情からかが謎です。
ステゴサウルスは80年前後に再販されていましたが、生産数が少なかったのか、殆ど見かけません。
 
小学校の頃に、ドラゴンもステゴサウルスも手に入れて遊びました。
ステゴの方は、小学館学年誌の雑誌懸賞で当たった物でした。
紙面で紹介された、コント55号の「タレ目も驚くプラスチックモデルが当たるよ~」というキャッチフレーズが笑えました。
 
作例は、オリジナルのドラゴンの方です。
ジャンクで手に入れた物を修理して完成させました。
彩色は怪獣原子炉のイメージで、ゴジラ的な色合いにしてみました。
 
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ドラゴンの親子?
 
ミニサイズは、日東ミニ恐竜ステゴサウルスの改造です。
エープリルフール用の仲間内ネタで作った物です。
こちらは背鰭が交互に付いていますね。 
 

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