紙工作のゴジラとモスラです。


ゴジラの方はその表記から、映画「南海の大決闘」(1966年)公開時の物と思われます。
赤松紙工社製で、茶色のクラシックなイメージのリアルなゴジラです。
この赤松紙工社は多くの子供用ノートを製作販売していたメーカーで、鈴をあしらったベルというマークを用いています。
これがブランド名なのでしょうか不明ですが、少なくともベルマークとは関係ない様です。
これは同じシリーズ?のギャオスと一緒に手に入れたのですが、果たしてガメラとエビラがあったのかは判りません。
モスラの方は、東宝チャンピオン祭りの時に劇場で配布されていた物です。
組み立て式の紙飛行機で、糸と鉛の錘が付属しています。
丁度、1974年の暮れに「モスラ」と「緯度0大作戦」が短縮版でリバイバル上映されていましたので、その時の宣伝材料と思われます。
モスラの当時物の立体物は意外と珍しいので、たとえ再上映とはいえ、怪獣ブームの終焉間際に出された物として、貴重な存在と言えるでしょう。

これは5円のブロマイドで有名な山勝の、怪獣グライダーの台紙です。
台紙というよりは、どうも品物をまとめて入れていた上箱の様です。
丁度、駄菓子屋の店内にある感じのイメージで。
紙物資料は場所を取らないので保存には便利です。
特に古い物は、どの様な物があったのか判らない分野でもありますが、逆にそこが面白いと思います。
これからも資料集めを楽しんで行おうと思います。