努blog

2015年06月

今回お見せしますのは、壮大な地球の叙事詩・・・
と言うには大袈裟ですが。
チェコのマッチラベルで、全部で40枚に生命の歴史が綴って描かれています。

三葉虫からオウム貝、古代魚に鱗木、羊歯に蘇鉄、肺魚から両生類に、そして原始爬虫類から恐竜、哺乳類時代の幕開けに人類の発生。



ラベルに掲載された名称に従って、生物の名前と生息時代を調べてみました。
どうしても翻訳解読出来ない物は、絵柄の外見から自己判断しました事をお断りさせていただきます。


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古生代 カンブリア紀
1 トリロバイト(三葉虫) 
2 シャミセンガイ


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古生代 シルル紀
3 ウミユリ
4 チョッカクガイ
5 ケファラスピス


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古生代 デボン紀
6 プタリクチス
7 ユーステノプテロン


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古生代 石炭紀
8 プレウラカンタス
9 イクチオステガ
10 エダフォサウルス
11 リピドデンドロン(鱗木)
12 シラギリア(封印木)カラミテス(蘆木)


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古生代 ペルム紀
13 モスコプス
14 ディメトロドン


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中生代 三畳紀
15 プラコーダス
16 タニストロフェウス


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中生代 ジュラ紀
17 イクチオサウルス
18 ラムフォリンクス
19 ステゴサウルス
20 ブロントサウルス
21 ブラキオサウルス
22 ディプロドクス


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中生代 白亜紀
23 イグアノドン
24 アンキロサウルス
25 ティラノサウルス
26 プテラノドン
27 プレシオサウルス
28 トラコドン
29 プロトケラトプス
30 トリケラトプス


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新生代 第三紀
31 デイノテリウム
32 マストドン
33 ヒラコテリウム
34 マカロイドス
35 ウィンタテリウム
36 フォロラカス


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新生代 第四紀(更新世)
37 マンモス
38 ケブカサイ
39 メガロケロス
40 ホラアナグマ 原始人類


今ではなかなかマッチという物を日常で使わなくなって来ましたが、小さなラベルの絵柄に、味わい深い芸術を見出します。
雑貨屋さん等を探して見ますと、時折これら面白い物に出くわす事もありますので、知らない世界を覗いてみるのも楽しいと思います。



そして、何といいましてもこの曲を連想します。

やつらの足音のバラード 

作詞 園山俊二 作曲 かまやつひろし 
編曲 あかのたちお 歌 ちのはじめ





74~76年にテレビ放送されましたアニメ番組「はじめ人間ギャートルズ」のエンティング曲です。
地球の誕生から生命の発生、そして人類の出現を歌った素朴でありながらも壮大な叙事詩です。
限られた詩と歌の中にそれらが籠められているのですから、素晴らしいです。

僕達が日々暮らしているこの地球の存在こそが、深い歴史の上に成り立っているものだと感じました。



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自作のイメージイラストです。
以前、知人の掲示板に投稿しました作品です。
空を眺めている人物は、若い頃の自分の姿です^^。

またもやここ最近、ブログの更新が怠り気味になって参りました。
困ったものです、と、これは自分自身の怠慢と、創作力の無さの問題なのです。
申し訳ございません。

興味深い題材がいくつもございますので、順次出して行きます。
今回は画像のみを先行して、ここに紹介させていただきます。


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ようやく彩色完了しました。
海底と地底の怪獣決戦!

紹介しますのは、クラウンのマスコット版マグマ大使です。


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大きさ10センチ程のディスプレィモデルで、両腕可動で台座付きです。
この他に、鉄人28号とジャイアントロボがあります。


お手頃なサイズで作り易そうなのですが、このマグマ大使には目がモールドされておらず、顔の彫りも甘いという問題点がありました。
そこで、自分が納得出来る様に手を加えました。

彫刻等とカッターを用いて、顔面を彫り込んで立体感を出し、更に両目を作りました。
テレビ版と同じ様に、丸いナットをパテで作って、胸や腰の部分に追加しました。

彩色は原作の漫画版を意識して、赤味がかった黄色にしました。
台座はマグマ大使本体と対照的に、岩場の色合いにしてみました。

大きさ的に小さ目なのですが、クラウンのゴアゴンゴンや今井のアロン(共にゼンマイ歩行)と並べてみるとジャストサイズですので、飾って置くにはいい感じです。


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これが箱です。
対戦怪獣のドロックス、サソギラス、テラバーデンが、手塚治虫タッチで描かれています。


マグマ大使の模型ですが、この他にクラウンのゼンマイ版と、今井科学の電動歩行版、今井科学ジュニア版が存在します。
僕はいずれも所有しておりませんので、いつの日か手に入る事を願っております。

意外にも宿敵ゴアの模型は存在しません。
怪獣正体であるゴアゴンゴンのみですので、ゴアのマスコットモデルを自作してみても面白いと思います。
ゴアの円盤も一緒に^^。


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最近ですが、何故か僕の周りでは、マグマ大使が盛り上がっているのです^^。

怪獣模型仲間である柊horiiさんが、イマイの復刻版電動マグマ大使の制作に着手された様で、その様子をブログ公開されています。
どの様な完成品になるのか、今から楽しみです。

僕が以前ブログ紹介しました鉄人28号と、同シリーズの模型です。
両足が電池ボックスになっていて、安定感があります。



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以前登場しました、クラウンのゴアゴンゴンです。
マグマ大使と最後の決戦に挑みます。
マグマチョップが炸裂!


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同じく、以前登場しました今井科学のアロン。
マグマ大使との再戦が、今ここに!


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更に、独創世界を描く漫画家 逆柱いみりさんのところでも、マグマ大使がブレイクしています。

何でも、当時物の面子をまとめて束でご入手されたそうで、それを毎日ひとつづつ開封されては公開中です。
しかし、どうにも同じ絵柄が何枚も続いて出て来る様で、いい加減参っていらっしゃる感じです。


先日、上京された逆柱さんから、これらの面子を数枚をいただきましたので、ここに紹介します。
どうも有り難うございます。


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面子の絵柄、人着写真が綺麗です。
マグマ大使の雄姿にゴアとの戦い、優しいモルさん。


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怪獣の登場です。
ゴアの手先で、バドラにモグネス。
アース様の洞窟でのガムくん。


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面子の裏側。
原作漫画を模写した絵です。

虫プロダクション公認とありますが、ピープロはどうなんでしょうか?


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漫画版に登場する、ブラックガロンに蜘蛛人間。
それらを迎え撃つ、マグマ大使のロケット砲!


地球内部のマグマから生まれた、黄金のロケット人間 マグマ大使。
優しく頼もしいお父さんヒーローは、不滅の存在です。

日東科学の妖怪模型で、油すましです。
妖怪模型の登場で、題して「妖怪っていいな」です。


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昭和43年頃に、妖怪ブームと呼ばれる現象が子供達の間で起きました。
それまでの怪獣人気に変わっての流行でした。

水木しげる氏の漫画作品「ゲゲゲの鬼太郎」がテレビアニメ化されて人気を呼び、様々な妖怪作品が登場しました。
テレビ番組では「ゲゲゲの鬼太郎」を初めとして、「河童の三平」「どろろ」「怪物くん」「妖怪人間ベム」等が話題を呼びました。

何と言いましても異彩を放っていましたのが、劇場公開された大映映画「妖怪百物語」「妖怪大戦争」です。
日本古来の妖怪たちが、数多く実写で活躍する姿に驚きを感じました。
ただ、僕はその当時映画館で直接映画を見ていませんでしたので、後にテレビ放送されたのを見ました。


妖怪情報は、主に雑誌の特集記事とブロマイド、玩具類でした。
その中でも印象深くて楽しいのが、日東の模型でした。

ガメラシリーズに代表される怪獣模型と共に、ブームを担う妖怪が模型化されていました。
当時50円の簡単組み立てモデルで、油すまし、からかさ、ぬっぺっぽう、牛鬼、狂骨、猫目小僧(楳図かずお氏の漫画キャラクター)が販売されました。

僕は当時、牛鬼を持っていました。
怪獣的なキャラだったからでしょうか、首を振る様子が楽しかった覚えがあります。

同様に首を振るという(正式には頭部を振る)動作ギミックのある妖怪模型が、この油すましなのです。


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九州地方に伝わる妖怪と言われていますが、本来の情報や姿形に関しては明確な確証はないそうです。
油を盗んだ盗賊の霊が妖怪化したもので、自分の存在を知らしめる為に、「今もいるぞ~」と言いながら出現するそうです。

現在よく知られている姿は、漫画家水木しげる氏の解釈であり、蓑を羽織った石の様な頭を持つ姿で創作されています。

水木氏の漫画作品、及び先の大映映画に登場します。
理知的で、妖怪仲間の統率役でもあります。


この日東模型も、油すましの知性を上品な顔立ちで表現しています。
頭部は内部のスプリングでゆらゆらと揺れます。

実はこの作例の模型は、箱に解説書、バネ等の付属部品の無い、プラ製部品のみの物でした。
それを手に持った杖や首のバネ等を、自作再現して完成させました。

ネット等の画像で杖の付属品の形状は判明したのですが、その向きが判りませんでした。
でも、これだけ品のある顔立ちですので、決して危ない部分を人には向けないだろうと思って、杖の先の尖った部分を後ろにしておきました。
どうもこれが正解だった様で、油すましの良識に改めて感服しました。


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数年前に、動く模型愛好会(UMA)で、妖怪オフ会なるものが開かれました。
夜、会員である住職さんのご自宅(お寺)に妖怪関連の模型を持って集まり、広間に蝋燭を灯しながら、夜通し怪奇モデルの公開と怪談話で盛り上がりました。

持参された妖怪模型も、水木しげる氏の鬼太郎関連から、骸骨もの、西洋妖怪、どマイナー怪獣、毒虫と、実に幅広い物が集結しました。

僕は、この油すましと、あとはラドンガやジラゴン(これらは怪獣ですが)を持って行き、場を笑わせました。
僕だけ集合時間に遅れまして、皆さんにご迷惑おかけしました事を、この場を借りましてお詫びします。
これも妖怪の祟りでしょうか?

最後にアオシマのトコトコ鬼太郎との記念撮影で、妖怪談義の締めとします。

最近は自分が怠けている為に、更新もままなりません。
誠に申し訳ございません。

それで、多少雑談ネタではありますが、今まで紹介しました電動怪獣模型を再度取り上げ、近況報告に変えさせていただきます。


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出揃いました電動怪獣模型の四豪傑!
バラゴン(マルサン商店自己複製) パゴス(マルサン商店)
ガッパ(日東科学) ガメラ(日東科学)

他にもまだ組み途中や手付かずがあるので、それらも今後は完成させねばなりません。


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マルサン バラゴンとパゴスの背中

映像作品では同じ着ぐるみ使用の筈なのですが、模型同士は随分と違いますね。


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日東ガメラの背中 甲羅

このリモコン版ガメラは、本来の甲羅の鱗配列がガタガタでしたので、全面的にパテを用いて改造してあります。
鱗を整えるのに苦労した覚えがあります。

ミニのガメラとガッパも登場。
まるで子供怪獣みたいですね。


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先日 翼が壊れて苦労して直した大ガッパ(日東)

その後、また作動不調に陥って、再度修理しました(泣)。
部品の内部干渉と通電問題が勃発し、胴体を開封して何とか直しました。
模型メンテは苦労の連続です。

翼は最大限に広げて、この位です。


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昨年の春に完成させました時の 日東ミニガッパ

これはその時テレビ放送画面と一緒に写した画像ですが・・・
特別、他意はございませんので。

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