怪獣芸術家ピコピコさんの総合作品展「ピコピコ大博覧会」が、昨日28日より開催されました。
初日は関係者の内覧会と先行抽選での当選者のみの観覧となっておりましたが、本日29日より一般入場者観覧可能となりましたので、皆様どうぞよろしくお越しください。
僕も初日に、関係者の挨拶に行って参りました。

明るい春の日差しの中、多くの人達で賑わう表参道ヒルズ前。
開店です。

会場内の様子
関係者が集まって内覧会が行われました。
ピコピコさんと主催のメディコム・トイ関係者諸氏、多くのクリエーターさん達としばし交流を楽しみました。


ずらりと並んだガッキーくん達
総勢50名を越えます作家達によりますリペイント作品です。
皆夫々の個性が際立った傑作揃いで、いつまでも見入ってしまいます。
ご希望作品は会場内で購入可能です。

会場内販売のソフビ製品で、Oneup.製の動物シリーズです。
モグドンにコイジャラス、カメンゴにケロンガが並びます。
全て僕の彩色しました会場限定品です。
こうして並ぶと楽しいです。

僕が彩色しましたマウントガッキーくんです。
生命力を意識しました、内臓と血流を彩色で表現してみました。

マウントガッキーくんと仲間たち
会場売りのピコピコソフビ達との記念撮影です。
全てが同じ彩色方向で、血流の赤を意味しております。
マウントゴリラは販売品ではなくって、僕の持参品ですのでご注意願います。

マウントガッキーくんとお友達
会場では沢山のリペイント作品が展示されています。
今回の展示の見所です。
各作品は実に素晴らしい興味深い創作作品ですので、それらに関しましては次回のブログ報告で詳しく紹介させていただきます。
マウントガッキーくんのお隣が、ひなたかほりさんのお作です。
陶器を思わせる上品な彩色です。


エスカルゴの少年
今回最大の展示作品でもあります、ピコピコさんの超大作です。
ピコピコさんが1994年に制作された関節人形作品で、全身に四季折々の生き物や植物が細やかに掘り込まれています。
身体の中央にあるカタツムリの殻は本物で、飼われていたカタツムリの墓標の意味もあるそうです。
今回初のお目見えとなります。
展示されおります2体はキャスト製原型で、これを基にソフビ化される予定です。
ユーモラスな独創怪獣を手掛けているピコピコさんが、まさかこの様な芸術性の高いリアルで精密な作品を作られていたとは驚きです。
この作品の幅の広さこそが、ピコピコさんの表現力の奥深さなのだと、改めて感じました。








ピコピコ大博覧会は東京の表参道駅近くの表参道ヒルズで、5月4日(金)まで開催されています。
会場では様々な作品展示の他に、関連商品の販売もございます。
今回の作品が一同に掲載された、豪華図録も取り扱っておりますので、興味を持たれましたら是非お越しください。
僕も会期中に再度観覧してみたく思います。
素晴らしい作品展の紹介でした。