努blog

2018年10月

先週の日曜日に、知人と新宿で会う際に、待ち合わせ場所として指定しましたのが「新宿の目」です。

新宿駅西口改札を出て直通した所、新宿スバルビルの前にあります、目の形をあしらいました巨大オブジェです。
高さ3・4メートル、幅10メートルに及ぶアクリル製の巨大造形で、1969年に彫刻家の宮下芳子氏によって制作されました。




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大きな眼の形の存在感は抜群で、大変目立ちますので、待ち合わせ場所の指定にも好都合です。

その要望は、まるで水木しげる氏の漫画「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する、西洋妖怪のバック・ベアードを思わせます。
内部には照明装置が組み込まれていて、目玉そのものが発光します。
僕が行った時はお昼寝時だったのか、点灯はお休みしておりました。




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スバルビルの解体工事に伴い、この巨大な眼も存続が懸念されています。

スバルビルは、2011年に富士重工業から小田急電鉄に売却されて、建物内にあったテナントは暫く営業を続けておりましたが、今年(2018年)の8月に全店閉店しました。

そこで今現在、地上の建物部分から解体工事が始まりました。
地下にあります新宿の目は、当面はそのままの形で残される様ですが、今後どうなるのかは未定です。


長い時代に渡りまして親しまれてきました新宿の名所オブジェ、是非これからも存在して欲しいです。




秋葉原と中野で店舗を構えるカルチャー玩具店のOne up.さんですけれども、昨日の28日(日)に、秋葉原店の開店7周年を記念する販売イベントが行われました。
One up.AKIBAカルチャーズZONE店 7th Anniversary です。

今回僕は販売品提供にみの参加でしたが、大変盛況で用意されました品物はほぼ完売だったそうです。

お並びいただきお買い上げくださいました皆様、有り難うございました。
今回惜しくもお買い漏れなさいました方も、次回のチャンスに挑まれてください。
必ず運は巡って来ます。


今回の僕の販売品紹介です。



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いままで彩色して参りましたマウントゴリラのテスト版で、夫々が1品ずつの貴重品?です。
どこかで見た様な色合いですけれども、過去の彩色版の試作ですので、販売されていた正規品とイメージは共通しております。

おかげさまで、即完売となりました。
有り難うございます。



全てが後追い情報になってしまいまして、申し訳ございません。
過ぎ去った報告内容ではありますが、これもひとつの記録保存という事でアップさせていただきましたので、ご了承願います。




先日の19日(金)に、嫁さんと一緒に新宿ピカデリーで、映画「ハナレイ・ベイ」を観に行きました。
嫁さんの誕生日記念として、映画を観てからその後食事をしようという予定でした。

「ハナレイ・ベイ」は、村上春樹氏の同名の短編小説を映画化した作品で、その日から公開スタートでした。
映画を観るに当たりまして、先に原作本を嫁さんから借りて読みました。
内容は、一人息子を失った母親の苦悩と悲しみを通じて、自然と対峙する姿を描いた奥深い題材でした。

ネタバレになりますので詳しくは書きませんけれども、僕個人の感想をここに述べさせていただきます。
これは何度か観れば思いも変わってくる奥の深い映画だと思います。
僕の初回を観たのみの感想です。


主演の吉田羊さんの全身から湧き出る感情表現の演技が、凄まじい勢いで観る者に迫って来ました。
最初は原作本から来る自分の思い描いていたイメージとは違うと思いましたが、観て行くうちに段々と引き込まれていき、最後は完全に一体化しました。

息子を失った母親サチを取り巻くドラマの進行と同時に、決して幸せとはいえない彼女の半生が描かれて、観る者に重く圧し掛かります。
人間の交流で大切なものは何なのかを、考えさせられました。

母子家庭で自由奔放に育った一人息子とは、決して上手くいっていなかった親子関係でした。
失ってから気付いた大切なもの、サチの場合は息子との気持ちの交流だったのではなかったのでしょうか。

息子の面影を捜し求めてハナレイ・ベイをさ迷い、自然と対峙しようと苦悩するサチの姿が、この映画の最大の焦点だと感じました。
息子の死から長い年月が経っても尚、それに充分に受け入れ切れない苦しみが表現されていました。

息子に遭いたい気持ちから涙を流して狂乱する自身の姿に、本当に息子を愛していたのだとサチ自身が知ったのでした。
それは人間が誰でも持っている気持ちの弱さ、それが故に人間そのものだという表れなのでしょう。

息子を還元していった自然を受け入れる事で、物語は収束したのだと感じました。
サチのこれからの幸せを願わずにはいられませんでした。




カウアイ島は今年の夏に行きましたので、自分にとりましては大変興味深い舞台でした。
しかし北部はフェリーに乗らなければならないので、行けませんでした。
ハナレイ・ベイはそこにあるそうです。

ハワイでの生活や軽い気持ちで訪れた若い旅行者の様子等がリアルに描かれていて、面白かったです。
ハワイはどこでも日本語が通用すると思っていたとか、一年中常夏の島だと思っていたとか、僕も誤解していた印象でした。


これは個人的な感想ですけれども、息子の足を食い千切ったサメの姿が描かれていなかった事は、若干物足りませんでした。
確かに人間ドラマですので、作り物やCGの表現は不要でしょうけれども、せめて吊り上げられた巨大なサメを見せるとかいう演出はして欲しかったです。
そこで物語に余裕が生まれると思うのですが。

僕もカウアイ島では浜辺で釣られたシュモクザメを見ましたが、物語で息子を襲ったのは、より巨大なタイガーシャーク(日本ではイタチザメと呼ばれています)ではないかと思います。
サーフィンボードが大きく食い千切られた場面は映画でもありましたが、そこが唯一のサメ表現でした。
実際、サメに襲われて噛み砕かれたボードの破損具合は物凄いそうです。


最後に映画を観る前に描いた僕のイメージ絵です。
日記の端に描きました、原作本からの印象です。


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皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか、アッゴリラを。

歌手でタレントの和田アキ子さんの芸能活動50周年を記念しまして、今年の4月に西武渋谷店で「デビュー50周年記念『和田アキ子ART HOBBY EXPO』in SEIBU SHIBUYA」なるイベントが開催されました。
その会場で、Oneup.さんから販売されておりましたソフビ人形が、アッゴリラでした。

僕は試作品のソフビ彩色を行いました。
製品化されたバージョンとは多少彩色表現が違いますが、ほぼこの感じで色変えで量産塗装されました。

イベント及び商品の様子




先日、Oneup.さんを訪れました時に、店長さんから渡されましたのが、ここに紹介しますアッゴリラ試作塗装品です。
今から丁度半年前に手掛けました彩色品を前に、懐かしい想いが込み上げて参りました。

今ここに、そのアッゴリラ マウント工房塗装版(とでも言うのか?)を公開します。


アッゴリラ ©HORIPRO




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彩色は派手な赤色で、マイクは神々しい金色で、夫々彩色しました。
顔は筆を用いた手塗りで描きました。

製品版は本体の色が4種類(レッド、ゴールド、ブラック、ブラウン)があり、顔はマスク塗装でした。

今現在、アッゴリラは生産販売されておりません。
期間限定のイベント企画製品である事をお断りさせいていただきます。




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頭部にはダイヤ形の光沢結晶球(ラドンガの目玉みたいな物)が張り込まれていて、お洒落になっております。

今にも力強い歌声が聞こえてきそうですね。
あの頃はぁ~っ ハアッ!









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久々のアッゴリラ拝見、マウントゴリラ達とも記念撮影です。
この場面は、和田アキ子さんのヒット曲「卒業させてよ」からイメージしました。







丁度僕が小学校6年生の頃、子供の日を記念しましてNHKで、子供達と親達がいろいろな意見交換をして交流を計るという、スタジオ中継の特集番組を放送していました。
そこでその当時の子供達に人気のあるタレントの集計として、和田アキ子さんが上位に選ばれまして、スタジオで大勢の子供達に囲まれて歌いましたのがこの歌でした。

あの時の子供達は僕とほぼ同世代、今ではもういい歳の大人になっています。
懐かしい想い出の歌です。



アッゴリラの存在は、元の造形とOneup.さんの企画の良さ、そして何よりも和田アキ子さんの素晴らしさから成り立っていると思います。

この企画に参加出来ましてよかったと思います。
アッコさんから元気をいただき、今日も頑張ります!





今日10月17日は、嫁さんの誕生日です。
こじんまりではありますが、家で誕生祝いを行いました。




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嫁さんが選んで買ってきましたケーキです。
ディズニーキャラをあしらったハロゥインケーキの様です。
どれも可愛らしいです。



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ケーキと珈琲でお祝いです。
地味な誕生会ですけれども、気持ちが安らぐ時間を共に楽しみました。



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僕からの誕生プレゼントです。
竹内まりやさんの音楽CD「小さな願い/今日を生きよう」です。
本日発売の新譜です。



後程、日を改めましてお祝いをする予定です。
嫁さんへ お誕生日おめでとうございます。
日頃苦労かけておりますが、これからもよろしくお願いします。
元気でいてください。



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