ろうがんず展2019のレポートの最後を飾りますのは、動く模型愛好会(UMA)で協力開催されております、タンクジオラマレースの模様です。
ろうがんず展に協力参加させていただいております企画で、会場の外の広間に巨大なディオラマコースを組みまして、そこを動く戦車模型を走らせて完走させるという、お遊び企画です。
子供さん対象ですが、同伴の親御さん達や大人の方でも、どなたでも無料で参加出来ます。
ろうがんず展開催に伴い、二日間に渡って行われました。
一日三回、時間を置きましての開催でした。
その様子をご覧ください。





借し出し用の模型戦車はUMAで用意しておりますけれども、持込車体の参加も歓迎します。
名作SF戦車やウルトラマン、ポケモン、巫女さん、リカちゃん、ロボなめこ、初音ミク等、様々です。
その個性豊かな車体の数々には、集まりました子供さん達も大喜びでした。
皆、夫々お好みの戦車を手にしてレースに臨みました。


よーいスタート!
スイッチを入れまして手を離れましたら、後はゴール目指して筋書きの無いドラマが展開されます。
誰も先は読めません。
山あり谷ありの過酷なコースを、一心に模型戦車は走ります。
今回僕は、ゴール先の実況席手前で、車体回収等のサポート係りを行いました。
あれやこれやで色々と大変でした。

今回、最も注目されました車体です。
これはなんと参加者の子供さんがご持参なさいました、自作戦車です。
恐竜アロサウルスが描いてあります。
僕は感激してしまいました。
この熱意と創作力が新しい作品を生み出して、自主参加されたのです。
これぞ戦車レース企画への、最高の御礼報告です。
どうも有り難うございました。
また参加されてください。






恐竜戦車、ゴマちゃん、ワニさん、ウルトラマン、ロボなめこ、イチローと、実に楽しい機体が走行します。
解説席にはいつの間にか石坂浩二会長がいらっしゃいまして、アナウンスの助手さんこと松井康真さんとの楽しい掛け合いが続きました。
走行戦車の一台一台を石坂さんが低調にご解説なさって、とても愛情を込めて接してくださる姿勢を有り難く感じました。
なんとウルトラマン戦車の時には、ウルトラマンのナレーションを実演されました。
「ウルトラマン頑張れ!残された時間はもうわずかだ!」
生の石坂さんの実況演出です。
僕は感激と興奮のあまり、思わず石坂さんの目の前で、ウルトラマンに倒される透明怪獣ネロンガの断末魔の様子を演じてしまいました。
うわっ、恥ずかしい!(>_<)


最終レースはろうがんずを代表されて石坂会長自らも巫女さん戦車で参戦。
追いつ追われつの大混戦で、無事にゴールまでたどり着きまして完走されました。
観客一同から大きな拍手が沸きまして、戦車レースの終了となりました。
お疲れ様でした。
今年の戦車レースは大変人気を呼びまして、僕も最初から最後まで殆ど付きっ切りでの参加でした。
模型戦車のサポート係としまして、ゴールした車体は勿論の事、コースを外れました車体を回収したり、時としまして神の手を差し出しましては戦車の方向修正を行ったりしておりました。
幸い二日間とも晴天に恵まれまして、暖かな冬の日中を楽しめました。
参加者の皆様も回を重ねる毎に増えて参りまして、最後のレースの時には、広場の噴水を一周する位の列が出来ておりました。
これもご参加いただきました皆さんの熱意と、ろうがんず様のお心尽くしと、UMA会員が一丸となりまして協力し合った結果だと感じました。
第9回ろうがんず展は、無事に幕を閉じました。
次回の開催時には、再び皆で集まりまして楽しめます様に祈りながら、このレポートを書き終えさせていただきます。
係わり合いました全ての皆様に、感謝いたします。
どうも有り難うございました。