努blog

2019年02月

寒さ厳しい冬も終息に向かい、暖かな3月を迎える春の季節となりました。
皆様は如何お過ごしでしょうか。


この度、仲間同士で行っておりますNPO活動の一環といたしまして、来る3月2日(土)と3日(日)に東京都足立区の梅田図書館で行われます、「NPO春まつり」&「図書館まつり」に出展参加します。

NPO活動支援センター主催の基、梅田図書館の屋外イベントスぺースでブースを出しまして、怪獣手踊り人形を使用しましたお遊び撮影会を行います。
テントを張って行っておりますので、多少の雨天の場合でも決行予定です。

開催時間は、両日共に午前10時から午後5時迄です。
交通アクセスは、列車では東武線梅島駅から徒歩9分で、都営バスでは(千住車庫前⇔王子駅前)梅田七丁目下車徒歩5分です。
情報明細は以下の通りです。

梅田図書館HP


催し物紹介




今回は怪獣手踊りの新種と、新規の撮影用ミニュチュアを用意しまして、更なるパワーアップを図ります。
今迄見た事のない怪獣がお目見えするかも知れません。
驚異の手踊り怪獣軍団の活躍に、大いに場が沸く事必至と思われます。



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昭和42(1967)年 別冊少年マガジン4月号


そして、今回の面白展示企画が、昭和のウルトラマン関連の資料公開です。
僕の所有しております、ウルトラマンが表紙に載っております当時物の少年マガジンを、数冊展示します。



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昭和42(1967)年 週刊少年マガジン 第10号


今から50数年前に、初代ウルトラマンが登場した時の怪獣ブームが、どれだけ凄かったかという事を、現存している資料展示で紹介します。
昭和40年代初頭の空気が読める、貴重な公開展示だと思います。

今回も盛り沢山で地域活性に望みます。
僕は2日目の3月3日(日)お昼の12時より参ります。




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ビリケンギャラリーにて 大猩々展


3日当日は、南青山のビリケンギャラリーで開催中の「大猩々展」最終日ですけれども、僕はこちら側の参加都合の為、残念ながら画廊に在籍出来ません事をここにお伝えします。

NPO祭り共々、大猩々展もよろしくご注目お願いします。




先日日曜日の、ビリケンギャラリー画廊滞在記録の続きです。

作品展の会場に長時間滞在している事は、今迄ほぼなかった事でしたが、今回は出展作品もあって、微力ながらも協力参加させていただきました。
訪れてくださいました多くの人達と接する事が出来まして、大変よい経験になりました事を感謝します。

僕の30年来の知人が来てくださいまして、ついつい長話をしてしまいました。
作品解説から互いの近況報告に話が移り、同年代の日頃の悩みや問題等にも話題が及びました。
皆夫々がいろいろな事を背負って生きているのだと実感しました。
自分自身にとりましても勇気をいただけました、有り難い来訪体験でした。

この日(2月24日)の開催時間の終わり近くには、漫画家の永野のりこ先生がいらしてくださいまして、ギャラリーの沢山の展示作品をご覧くださいました。
永野先生は、先日画廊にお見えになりましたイラストレーターの開田裕冶さんご夫妻からの紹介で、お見えになられたそうです。
ベテラン作家でありながら、常に周囲にお気遣いくださる気さくなご姿勢に、思わず頭が下がりました。
僕もつい調子に乗ってしまいまして、永野先生と漫画の話や今回の出展作品の事などを、話し込んでしまいました。
今から思えば誠に恐縮であります。
永野先生、どうも有り難うございました。
これからもご活躍ください。



という訳で、ギャラリー展示作品を再度取り上げさせていただきます。
多くの作品の個性をご堪能ください。




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怪獣芸術家の参加作品、今回はお得意のゴリラ造形のお披露目です。
ピコピコさん作品で「Mr.ゴリラ」です。

寄り目に牙の剥き出し、出べそと、ピコピコさんのお得意表現満載のゴリラ君です。
愉快でありながらも、大変手の込んだ精密な造形表現が為されております。
毛の流れ等にも注目です。
玩具好きのピコピコさんですので、ソフビ原型の雰囲気をも感じさせますね。



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素朴な木彫りに輝く王冠。
市川友章さん作「ゴリラ (ドローイング付き)」です。

市川さんが作られます動物の頭部彫刻作品は、今迄にも数多くが存在しております。
熊、パンダ、ワニ、犬、カバ、等々。
貝や軟体動物等の、海の生物の頭部を持った人間体の生き物という、不思議な絵画作品も手掛けておられます。

実は僕も以前、市川さんの作品を一点買わせていただきました。
あの時は誠に有り難うございました。
これからも楽しく優しい作品を生み出されてください。



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お酒の飲み過ぎなのか、それとも日頃の大道芸への苦労の表れなのか。
串淵徹也さん作「見世物小屋のスージー」です。

これは基となったアィデアは、昔ありましたシンバルを叩く猿の玩具だそうです。
70年代に倉持商店(トヨダヤ)から販売されていました、お猿の電動玩具「わんぱくスージー」です。
シンバルを叩きながら、歯と目をむき出して動く玩具でした。

そのリアル版、盃代わりのシンバルに入ったお酒も造られています。
流石は大道芸人、芸が細かいです。



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困った様な表情で立ちつくす、お洒落なゴリラちゃん。
和田優也さん作で「Gorilla astray」です。

上品な井出達に植毛技術もお見事な、リアルでありながらも可愛らしい表現です。
ゴリラといえば、殆どの人が肩幅の広い筋骨隆々の体型に作るのですけれども、和田さんのゴリラ君はなで肩で、そこが頭の大きさと表情の豊かさを強調しています。
木製台座に上手い具合に納まっている辺りにも、作品完成への工夫が見られます。



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今回の展示会で大人気、常に話題の的になります作品です。
相蘇敬介さん作で「戦場にかける橋」です。

映画の内容よりも、主題歌の替え歌から生み出されましたそうです。
そうえいば、永野先生もご存知だとかで^^。

サル ゴリラ チンパンジー ♪

この替え歌は某一定世代のものだとかで、70年代に小学生時代を送った人特有だとも言われております。
僕は知りませんでした。
また、店主の三原さんの証言では、関西地方では歌詞が一部異なるそうです。

サル エテコ チンパンジー ♪ だとか。

これだと猿が被ってしまってゴリラの出番がなくなりますね。
大変楽しい、話題が尽きない作品です。



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気の遠くなる様な、精密なペン画作品です。
イマムラセイヤさん作の「ガルマ」です。

少女とゴリラ兵士という、美女と野獣のモチーフが活かされています。
可愛らしい女の子を横目で見入る、ソルジャーゴリラの逞しくも優しい瞳。
ファンタジーの世界です。



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ジャミラ風の巨大猿人を思わせます。
モリタクマさん作「大猩々」です。

発想の参考にされたものが、パチ怪獣のサイハタリだそうです。
色鮮やかな画風で、美しく仕上がっております。
妖怪イメージもあって、オリジナルゴリラ怪獣として完成されています。
僕もその画力には、今回かなり影響を受けました。
これからも、モリタクマさんの作品世界には注目です。



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木の上から遠くを見詰める少女に、夢中で千両箱から金貨をむさぼる猿神様。
花輪和一さんの作品で「黄金猿」です。

日本の昔話の雰囲気ですが、猿人と女の子がどういう関係なのかは、見る側の想像に委ねられる問題なのでしょう。
黄金が美味しそうです。



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繊細な画風に強烈な個性が描き出されます。
森口裕二さん作品で「阿闍羅(アジャラ)」です。

大写しの部分アップですが、これは戦場でしょうか。
物凄い場面展開が予想されます。
ゴリラ女子アジャラの、無表情な力強さに注目です。



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古代伝説を題材にしました、今回の合同作品展での自分作品です。
増山努作で「神々の馬車の野生人」です。

昔読みました動物博物学の本からヒントを得まして、描いてみました。
古代の伝説も、自分なりにではございますけれども、具体的に絵にしてみますと、そこに楽しい世界観が見えて参ります。
男ばかりの兵士軍なのに、大ゴリラに捕らわれているのが何故か女性なのは、何ともご都合主義な表現です。




画像滞在時間はあっという間に過ぎてしまいました。
大変有意義な一日の体験でした。
お越しくださいました皆様、誠に有り難うございました。
お世話くださいました店主の三原さん、ミミ子さん、どうもお気遣いを有り難うございました。

大猩々展は今度の日曜日、3月3日が最終日となります。
興味を持たれました方は、是非共お越しください。

僕も、今週末の金曜日と土曜日には、再びギャラリーに顔出ししようと思います。




昨日24日の日曜日、大猩々展開催中のビリケンギャラリーに、午後3時から終わりまで、僕が滞在させていただいておりました。

沢山の人達で賑わうギャラリーの端っこで、その様子を眺めては、時折来訪者の方々ともお話しさせていただきました。
店主の三原さんのお心添えは基より、ご来訪くださいました多くの方々のご熱心な様子に、自分にとりましても大変意義の深い展示企画だと改めて感じました次第です。

ここに今迄紹介しました展示作品を、前回に引き続いて違う角度からの画像公開をさせていただきます。





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ゴリラが揃って「シェ~ッ!」 ではないざんす^^。
ハマハヤオさんの作品「慈羅神将卍金愚王力士像」のキット版です。

今回は、突如ビリケンさんに郵送されて参りました、墨入れ彩色見本が追加展示されました。
こうして色塗りしてみますと、全体の姿がよく分かります。
台座の怪獣王も活き活きとしている様です。



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ヘビメタパンクゴリラとロックな彼女のお二人さん。
牧内孝敏さん作で「T☆NK GIRL DE KONG ATTACK」。

本体制作は言うに及ばず、この装飾品を作るのにもどれ位の手間が掛かったのかと思わせます凝り様です。
台座が木彫なのが、造形と対照的な落ち着きを表しています。



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黒光りするゴリラ面、ちゃんとKONGの文字もあります。
牧内孝敏さん作品で「マスク KONG ATTACK」です。

穏やかでありながらも、力強いゴリラの顔を見事に捉えております。
頭頂部は鉄兜の様にも感じます。



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巨大怪獣ゴジゴリラ!
伊藤成昭さん作の「大猩々大怪獣」です。

今回は驚異の横顔のアップです。
物凄い迫力です。
この怪獣の出て来る映画があれば、是非観たいですね。



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思慮深い哲学者を思わせます類人猿の顔面像です。
森田誠さん作で「大猩々」です。

ヤク(アジアに生息するウシ科の哺乳類)の毛を千本植え込んだ労作で、丹念に密生した体毛表現にその苦労を忍ばせます。
なんと一晩で完成させたとかで、努力と驚きの創作です。



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何を思いふけっているのか、苔生したる森の古木ゴリラ。
加藤正人さん作で「Wise man of the forest」です。

映像作品でのモデル制作同様の手法で作られたFRP(合成プラスティック)製で、見かけとは裏腹に大変軽く出来ているそうです。
それでいてこの重量感、作り手の力量を感じさせます。




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驚異のアニマトロクス、奥山哲志さん作メカニカルゴリラです。

主に展示の左側にあります機械ゴリラが注目されておりますので、今回はあえてメカ構造の基となったゴリラ像の方に注目して、撮影してみました。
皺の作り込みがお見事なリアル造形です。



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並んだゴリラの向こう側で、哀愁の表情を受かべる店主の三原さん。
山田陽さん作「俺のパペットゴリラ」です。

一見同じに見えますけれども、夫々が皆違う表情を見せております。
なんと上半身ゴリラの手には、女性の人形が握られています。
その向こうに見えます山岡英則さん作品の髑髏ゴリラ「B.M.O」も、いい雰囲気に写っていますね。




大勢の方々と交流させていただきました。
その様子は次回お伝えします。

大猩々展は今度の日曜日、3月3日まで開催中です。




東京南青山のビリケンギャラリーで絶賛公開中の合同作品展「大猩々展」、連日多くの方々が訪れてくださり、大いに賑わっております。
大盛況で会期中盤を迎えました。



ここで御礼報告をさせていただきます。

僕が日頃歯の治療でお世話になっております、東京は日本橋の歯医者さんの日本橋梶村歯科医院さんに、今回DM葉書を送らせていただきましたところ、大変ご丁寧に医院のHPブログにその内容紹介をアップしてくださいました。

僕に取りましても大変有り難く、恐縮いたしました。
以下、梶村歯科医院さんのHP及びブログ紹介です。


日本橋梶村歯科医院さんHP


スタッフブログ内でのご紹介



梶村歯科医院様、先生方及び歯科衛生士及び関連スタッフの皆様。
誠に有り難うございます。
自分の歯の管理はしっかりといたしますので^^、これからもよろしくお願いいたします。





ここで展覧会の開催中の一幕といたしまして、僕が撮影しました興味深い画像紹介をさせていただきます。



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逆柱いみりさんの作品で「岩」です。

何でこのタイトルなのかは分かりませんが、仮面を被ったゴリラや怪獣が巨大怪獣メカと防護服に身をまとった人間達と戦っています。
何でもこの作品を描くのに、映画「キングコング 髑髏島の巨神」をご覧になったとか。
単なるゴリラではなく、民族芸術の要素を取り入れた辺りが、逆柱さんらしくて素敵です。

作品持ち込み時での撮影です。



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逆柱いみりさんの作品「岩」と、花輪和一さん作品「黄金猿」です。
漫画界の2大作家が並びました、奇跡のツーショットです。

いずれも会期前の作品持ち込み準備中の時に、撮影させていただきましたものです。
この絵を見ただけで、感激してしまいました。



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会期中作品紹介です。
奥山哲志さん作、メカニカルゴリラのアップです。

10分置きに作動しまして多彩な表情を見せてくれます。
動き出して大きく口を開けましたところを撮影しました。
会心の笑顔?が撮れました^^。



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同じ顔でも、こちらは生き物の基となる骸骨です。
山岡英則さん作の「B.M.O」です。

黒光りする髑髏は、骨の存在感と美しさを表しています。
見る角度の違いから、多彩な表情が読み取れます興味深い作品です。



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東洋の美、静かな笛の音色が聞こえてきそうな大作。
橋本隆公さんの作品で、「月心」です。

前に公開しました時とは違う角度からの撮影紹介です。
大猩々と麒麟の見事な調和、草木も美しいアクセントを構築しております。
紫色と赤、緑色が美しい彩色感覚です。



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高村光雲の老猿を思わせます古風な作品。
福田雅朗さん作「転寝(うたたね)」です。

これは床の間に飾っておきたくなる様な雰囲気ですね。
旅館の部屋に置いてありましたら、思わず顔がほころんでしまう、そんな風情ある彫刻作品です。

当ブログでの作品公開に、高村光太郎愛好家の方からもご注目いただきました。
誠に感謝いたします。



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全員揃って「シェーッ!」 ではありません^^。
ハマハヤオさんの彫刻作品「慈羅神将卍金愚王力士像」のキャストキット版です。

彩色を施すと、この様な素晴らしい逸品になります。
夫々のイメージで手掛けられるのも楽しいと思います。




今回は、作品展の合間の一幕といたしまして、個別に作品紹介をさせていただきました。
まだまだ沢山の作品が公開されておりますので、ご興味を持たれました方は、是非共お越しください。
毎週月曜日はお休みで、3月3日(日)まで開催中です。

緊急報告で申し訳ございませんけれども、本日2月24日(日)の午後3時より僕がギャラリーに在籍しております。
その後は、週末に在籍予定です。
どうぞ、よろしくお願いします。



東京は南青山のビリケンギャラリーで開催中の「大猩々展」ですけれども、初日のオープニングパーティーでの楽しい一幕を紹介します。

名付けまして、「玩具版大猩々展」です。




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ご存知、怪獣芸術家のピコピコさんが、ご自作のゴリラソフビに加えまして、コレクションのゴリラ玩具をご持参くださいました。

まずはピコピコさんデザイン制作のソフビですけれども、最前列で構えているのがゴリパンチです。
小さいながらも大変よく出来た造形で、帽子を被っているのがお洒落です。

左端に座っているのが、ピコピコさんの名作で諧ベッコスです。
長い間使い続けられています着ぐるみもですけれども、ソフビになっても何の違和感のない可愛らしさです。

一番後方にいる大きな半分機械のゴリラのクラッシャーGです。
豪快な悪役顔が素敵で、生命体とメカの半分同士の融合が異色のデザインです。
ピコピコさん入魂の力量感溢れる塗装も、素晴らしいです。

間に3体並んでおりますのが、僕が制作しました歴代マウントゴリラです。

画面の右端の上品なお手は、店主で三原さんの奥様のミミ子さんです。
まさしく美女と野獣で絵になります。
今回もいろいろとお世話になっております。
毎度有り難うございます。



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皆でポーズをつけて、はいチーズ!
ゴリラたちの楽しそうな様子をご覧ください。



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この巨大なゴリラは、ピコピコさんの玩具コレクションで、香港製か何かのゴム製人形です。
硬質ゴムで出来ており、両腕が可動式です。
大きさ的にもスタンダートのソフビレベルで、造形もリアルで迫力があります。

でも、背中がぺったんこなんですよね。
ピコピコさんが言うには、原型を寝かせて制作していたからと推測されるそうです。
そのアバウトさを見抜く辺りが、さすがは怪獣創作家の眼力です。
こういった玩具も、僕は好きです。



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すっかりお仲間となってメンバーに溶け込みました、ゴムゴリラです。
クラッシャーGと力比べでもやらかしそうな雰囲気ですね。



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最後に全員で再度の記念撮影です。
ミミ子さんもいらっしゃいます^^。

ゴリラ玩具は皆夫々の個性があって楽しいですね。



これらの玩具は、僕やピコピコさんの個人コレクション品で、初日に持参して来た物です。
展示作品ではございませんので、そこをお断りさせていただきます。




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