以前、このブログで紹介しました、キング・コングの模型が完成しました。
オーロラ社の復刻版で、ポーラライツ製のモデルです。
世界に有名な巨大モンスターの元祖、キング・コングのお目見えです。

オリジナルのオーロラ社版キング・コングは、1964年に同社のモンスターモデルとして発売されました。
コング本体の出来の良さに加えまして、手にした女性モデルや、ジャングルの様子を表した凝った台座が楽しく、人気を博しました。
初版から版を重ねまして、後に蓄光部品を交えた、禿げ親父化したかの様なバージョンも存在しました。
この他にも、ゴジラやドラキュラ等と同様に、レーシングカーに乗ったシリーズもありました。
日本にも輸入されまして、モデルファンを喜ばせました。
僕も小学校低学年当時に、東京の大きな模型売り場で、他の怪獣モデルと一緒にあったのを見た覚えがありました。
随分と大きな箱の、高級模型という感じでした。
オーロラ版キング・コングですが、他のモンスターモデルと同様、永らく絶版になっていましたが、90年代にポーラライツから復刻販売されました。
モンスターカーシリーズも同様に復刻されましたので、そちらを入手されたファンの方々も多い事でしょう。
モンスターカーシリーズも同様に復刻されましたので、そちらを入手されたファンの方々も多い事でしょう。
僕もそれらを買いまして、組み立て彩色製作を行いました。




今回、今迄放置状態でしたコングモデルを手掛けまして、ここに完成させました。
台座に付属していました南洋植物の樹の葉っぱが、一部紛失してしまいましたので、葉っぱ部品数個分を自分で複製しました。
コング本体は、腹筋をエポキシパテで付け加えました。
女性モデルは顔と腕を改造しまして、自分好みの容貌に作り変えました。
手間は掛かりましたが、楽しく制作出来ました。



キング・コング本体は、腹筋部分の追加の他にも、全体にパテで毛のモールドを部分的に付け加えました。
基の模型は毛の無い部分が極端でしたので、特に顔面横部分を自然に馴染ませてみました。


ジャングルをあしらいました台座部分です。
岩場には倒木に蛇にトカゲまでもがセットされた、凝った楽しい雰囲気になっております。
永らくの放置で、椰子の木の葉っぱ部品を失くしてしまいましたので、その分を紙にパテを塗りまして自作しました。
それがかなり脆く破損し易い為に、扱いには注意が必要になってしまいました。
現に既に1本、葉っぱを折ってしまいまして、接着剤でくっ付けました。
これを反省点としまして、これからの模型制作に活かそうと思います。
まずは部品を失くさない事が大切です。


女性モデルです。
基の模型自体が悲鳴を上げている悲惨な表情でしたので、エポキシパテを盛って自分好みの顔に改造してみました。
片方の腕も、上に持ち上げた形にして作り変えました。
以前も書きましたが、何だか藤谷美和子さんみたいな感じになりました。
優しそうなイメージにして、胸を増量して、下半身部分のスカートと靴を削って取り除きました。
全くの自分の趣向性によるものです。

ここで登場しますのが、同じくオーロラ社のモンスターモデルのゴジラです。
日本人感覚では、キング・コングと双璧を為すモンスターといえば、何といいましてもゴジラではないでしょうか。
大分以前にもブログ紹介した事がございましたが、久方ぶりの登場です。
こちらはオーロラ社オリジナル版モデルです。

キング・コング対ゴジラ
アメリカ製モデル同士の対決場面です。
近く公開されます、海外特撮映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が話題となっておりますけれども、その後にはこの海外版「キング・コング対ゴジラ」が控えております。
どの様な作品になるのか期待が高まりますが、一足お先に模型版で再現してみました。
こうして両者を並べて見ますと、コングの方はかなり大きいですね。
やはり本家アメリカの模型ですので、別格扱いなのでしょうか。
キング・コングの巨大さに迫力を感じます。

キング・コング対決 本家対和製
以前ブログ紹介しました、和製キングコングの模型です。
制作は怪獣男爵KAZさんで、現在は絶版となっておりますガレージキットです。
本家コングを前に意気込む和製コングの姿です。
お互いの女性パートナー同士も、仲良くご対面です。
今回はキング・コングの模型を紹介させていただきました。
今現在、コングの後に複数の模型を同時進行で制作中です。
全くの自分ペースでの作業ですので、完成の目処は未定です。
出来上がりましたらば、ひとつづつでもブログにアップします。