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2019年05月

以前、このブログで紹介しました、キング・コングの模型が完成しました。
オーロラ社の復刻版で、ポーラライツ製のモデルです。

世界に有名な巨大モンスターの元祖、キング・コングのお目見えです。




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オリジナルのオーロラ社版キング・コングは、1964年に同社のモンスターモデルとして発売されました。
コング本体の出来の良さに加えまして、手にした女性モデルや、ジャングルの様子を表した凝った台座が楽しく、人気を博しました。

初版から版を重ねまして、後に蓄光部品を交えた、禿げ親父化したかの様なバージョンも存在しました。
この他にも、ゴジラやドラキュラ等と同様に、レーシングカーに乗ったシリーズもありました。

日本にも輸入されまして、モデルファンを喜ばせました。
僕も小学校低学年当時に、東京の大きな模型売り場で、他の怪獣モデルと一緒にあったのを見た覚えがありました。
随分と大きな箱の、高級模型という感じでした。

オーロラ版キング・コングですが、他のモンスターモデルと同様、永らく絶版になっていましたが、90年代にポーラライツから復刻販売されました。
モンスターカーシリーズも同様に復刻されましたので、そちらを入手されたファンの方々も多い事でしょう。
僕もそれらを買いまして、組み立て彩色製作を行いました。




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今回、今迄放置状態でしたコングモデルを手掛けまして、ここに完成させました。

台座に付属していました南洋植物の樹の葉っぱが、一部紛失してしまいましたので、葉っぱ部品数個分を自分で複製しました。
コング本体は、腹筋をエポキシパテで付け加えました。
女性モデルは顔と腕を改造しまして、自分好みの容貌に作り変えました。

手間は掛かりましたが、楽しく制作出来ました。



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キング・コング本体は、腹筋部分の追加の他にも、全体にパテで毛のモールドを部分的に付け加えました。
基の模型は毛の無い部分が極端でしたので、特に顔面横部分を自然に馴染ませてみました。



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ジャングルをあしらいました台座部分です。
岩場には倒木に蛇にトカゲまでもがセットされた、凝った楽しい雰囲気になっております。

永らくの放置で、椰子の木の葉っぱ部品を失くしてしまいましたので、その分を紙にパテを塗りまして自作しました。
それがかなり脆く破損し易い為に、扱いには注意が必要になってしまいました。
現に既に1本、葉っぱを折ってしまいまして、接着剤でくっ付けました。
これを反省点としまして、これからの模型制作に活かそうと思います。
まずは部品を失くさない事が大切です。



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女性モデルです。

基の模型自体が悲鳴を上げている悲惨な表情でしたので、エポキシパテを盛って自分好みの顔に改造してみました。
片方の腕も、上に持ち上げた形にして作り変えました。
以前も書きましたが、何だか藤谷美和子さんみたいな感じになりました。
優しそうなイメージにして、胸を増量して、下半身部分のスカートと靴を削って取り除きました。

全くの自分の趣向性によるものです。



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ここで登場しますのが、同じくオーロラ社のモンスターモデルのゴジラです。
日本人感覚では、キング・コングと双璧を為すモンスターといえば、何といいましてもゴジラではないでしょうか。

大分以前にもブログ紹介した事がございましたが、久方ぶりの登場です。
こちらはオーロラ社オリジナル版モデルです。



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キング・コング対ゴジラ

アメリカ製モデル同士の対決場面です。
近く公開されます、海外特撮映画「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」が話題となっておりますけれども、その後にはこの海外版「キング・コング対ゴジラ」が控えております。
どの様な作品になるのか期待が高まりますが、一足お先に模型版で再現してみました。

こうして両者を並べて見ますと、コングの方はかなり大きいですね。
やはり本家アメリカの模型ですので、別格扱いなのでしょうか。
キング・コングの巨大さに迫力を感じます。



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キング・コング対決 本家対和製

以前ブログ紹介しました、和製キングコングの模型です。
制作は怪獣男爵KAZさんで、現在は絶版となっておりますガレージキットです。
本家コングを前に意気込む和製コングの姿です。
お互いの女性パートナー同士も、仲良くご対面です。



今回はキング・コングの模型を紹介させていただきました。
今現在、コングの後に複数の模型を同時進行で制作中です。
全くの自分ペースでの作業ですので、完成の目処は未定です。
出来上がりましたらば、ひとつづつでもブログにアップします。




延々と続けて参りました第58回静岡ホビーショーのレポートですけれども、今回でようやくの完結となりました。
膨大な作品群に圧倒されながらの画像編集公開でした。
このブログを観覧してくださいます皆様が、当日の雰囲気を少しでも感じ取っていただけましたら、これ以上の幸いはございません。

それでは最後、ファイナルレポートを公開させていただきます。




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立体画家である芳賀一洋氏の門下生、山野順一朗氏製作の鉄道模型作品で、木曽森林鉄道です。
国有林の資材運行の様子を表した、精密なディオラマ作品です。
まるで実際の風景を見ている様です。

当初僕はこの作品を炭鉱路線と勘違いしておりました。
模型仲間の先輩であります、謎だ!OHaraさんのご指摘で教えていただきました。
どうも、失礼しました。
そして、誠に有り難うございました。



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こちらは動くディオラマ作品ですが、幾分ファンタジー要素を含んでおります。
汽車が走るという、楽しい動く仕掛け作品です。



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オーロラ社 ウルフマン(狼男)

1962年の古い模型を組み立てて、黒仕立てのリアルな彩色で完成させた作品です。
こういった古典モデルは僕が大好きなジャンルでして、オーロラモンスターの素晴らしさを楽しめる展示作品です。
新型モデルの作品展示の多い中、実に渋い選択だと思います。



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スターウォーズ関連モデル

AT-ATは怪獣みたいで、いつ見ましてもいいですね。
巨大な足での歩行性能兵器は、科学技術が発達した未来の世界ではやや古典的な印象ですけれども、そこが映画としてのビジュアル重視なのでしょう。



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ジャッキーとバート 愛犬ラドリー

ウクライナのモデルメーカー マスターボックス製の精密人物モデルです。
愛犬がどこそこで粗相をやらかした為か、気まずい驚きの様子のお二人さん。
かつて犬を飼っていた経験のあります自分には、大変楽しく感じさせてくれる作品です。





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ホビーショー初日が終わりまして、参加メンバーで近くの宿泊所で一泊しました。

宿場の大浴場で一風呂浴びた時は最高でした。
テルスター中尉さんは大浴槽にザブンと入って思わず声を上げました。
「最高だーっ!」

行き着けの小料理屋で飲みながら、模型に関する談義を語り合いました。
重大反省会と称しましての、楽しい飲み会です^^。
トーピドーモデルズさんが会場で入手しました、模型に関する貴重資料本を酒の肴に、実に美味しい時間を過ごしました。

僕もテルスターさんも共に徹夜明けでの参加でしたので、その晩はぐっすりと眠れました。


翌日早朝、付近にあります登呂遺跡に行きまして、記念撮影を行いました。
この再現されました雰囲気がいいですね。
登呂遺跡模型を作りたくなりました^^。




10回以上に渡りまして続けて参りました、2019年度静岡ホビーショーの紹介も、今回で最後です。
まだまだ紹介しきれなかった作品が沢山ございます。
写真撮影も自分が行いましたものは、会場全体のほんの一部に過ぎません。
次回も参加を予定しておりますので、その際には是非共素晴らしい展示の模様を、公開させていただきたく思っております。


繰り返しになりますけれども、このレポート内容から、皆様が当日の様子を感じ取っていただけましたら、これ以上の喜びはございません。
最後までお付き合いくださいました皆様、誠に有り難うございました。




終盤となりました、静岡ホビーショーレポートです。
前回に引き続いて、会場で目を惹きました独創的な模型を紹介していきます。
特にキャラクターモデルを集めてみました。




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ロボットモデル関連作品も沢山ありました。
巨大な宇宙空母や、直立式のディスプレィモデル、更にはディオラマ仕立ての展示等、実に様々でした。
光沢塗装が美しく、いろいろな表情を見せてくれていました。




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チコちゃん

原寸大?と思しきチコちゃんです。
今話題の彼女から、いつもその日暮らしの僕に対して、お怒りのお言葉が炸裂します。

「ボーッと生きてんじゃねーよ!」

ごもっともです(>_<)



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ゲーセンにて

今では珍しくなっている直接力技ゲーム機です。
酔っ払った状態のお方はやらないでください、という注意書きを見た事がありました。

さてどちらを選ぼうか・・・やはり、右側がいいなぁ~。



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美味しいガンダム系の朝食パンです。
各モビルスーツをいただいてください^^。

そして何故か畳で寝転がるボケのメカの姿。
日本家屋でくつろぐ様子が平和的です。



次回はいよいよ最終回、ラストレポートとなります。
最後までお付き合いの程、よろしくお願いします。



いよいよ終盤に入りました静岡ホビーショーのレポートですけれども、会場に展示されておりました独創的な模型群を、ランダムに紹介していきます。




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大魔神 

秘密基地同様、楽しい動力模型を制作展示されているブースで見かけました。
マルサン電動模型複製版と、ファンの手によりますマスクです。

このマスクは、随分昔に雑誌宇宙船でも掲載されていた作品の様にも見えます。
大変丈夫でよく出来た作品です。
まるで特撮博物館の様な作品展示です。



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大魔神と同じブースに飾ってありました、今井科学の電動鉄人28号です。
こちらは正太郎君が付属されたバージョンです。
勇ましい印象ですね。



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ナマズロボット怪獣

僕の怪獣仲間であります、漫画家の逆柱いみりさんがデザインされたオリジナル怪獣です。
中華レンゲと模型パーツで作ってあります。
制作は造形作家のたなかよしみさんです。

模型イベントの会場で、まさかこの作品にお目にかかれるとは、驚きと感動でした。



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王蟲

名作アニメ映画「風の谷のナウシカ」に登場します巨大な昆虫怪獣です。
電動で多足を動かして作動します。
動く模型愛好会のメンバーであります、どてやすさんが作りました作品です。

このリアルな沢山の節足作動が堪りません。
確か、以前は身体の節々が動くバージョンもお見かけした記憶がございます。
また素晴らしいモデル制作をお見せください。



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ドクタースランプ アラレちゃん ファンタジードラゴン

バンダイのキットを組み立てて、リアルな彩色を施した作例です。
色塗りに伴う質感表現が抜群の出来です。
ほよよ~と言いながらも、素敵なファンタジーアートとして完成しています。



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恐竜ブラキオサウルス

足下のドラえもんの影響からでしょうか、アニメ映画「のび太の恐竜」(1980 東宝)を連想してしまいます。
巨大恐竜の迫力ですが、何故か身体に線引きがされています。



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巨大クジラ戦艦

ザトウクジラでしょうか、大変リアルな造形と奇抜な発想のファンタジー世界です。
氷山の浮かぶ海上に出現する、驚異の巨大戦艦です。



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メカ少女

東部が割れて、内部のメカを搭乗員が操縦しています。
これは何と言おうか・・・想像を絶する発想です。
ビリケン商会の画廊に展示されている作品を彷彿させます。




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会場内のペットボトル回収箱付近

当日は熱かったので、飲み物の自動販売機周辺はご覧の通りの有様でした。
回収箱に入らないで置かれた空ボトルを、僕は並べて整頓してみました。

飲み物確保は大切ですけれども、もう少し後処理も各自が自覚して欲しいと思いました。




この後も、独創模型紹介は続きます。




長々と続いております第58回静岡ホビーショーのレポートですけれども、遂に僕に取りましてのお得意分野であります、怪獣関連を紹介します。
ゴジラを中心としました、映像怪獣部門です。





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映画「モスラ対ゴジラ」(1964 東宝)より

昭和の特撮怪獣映画の名場面を、モデルで再現しました作品展示です。
ゴジラとモスラのリアルな造形に見事な質感、岩場や鉄塔等の凝ったディオラマ表現が素晴らしいです。
まさに怪獣王ここにありです。
迫力ある怪獣模型が、見る人の気持ちを熱くさせます。



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モスラ幼虫と戦車

自衛隊の戦車に囲まれましたモスラ幼虫です。
双子でのすの、これは「モスラ対ゴジラ」からのイメージでしょうか。
何気なく置かれた家のミニュチュアもいい味を出しています。
平和の使者でありますモスラが、戦車を前に困っている様です^^。



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シン・ゴジラ

こちらも話題になりました映画です。
ゴジラが世間で大賑わいとなり、社会現象と化しました。
パワー溢れる造形から叫び声が聞こえてきそうです。



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平成ガメラ

このガメラは「ガメラ3」(1999 大映)の頃のでしょうか。
精悍な顔付きと翼を思わせる大きな両手が印象的です。
ゴジラに負けじと構えている様です。

平成時代に復活したガメラ映画は、その高いクオリティで話題になりました。
僕も3部作全てを映画館で観ました。
また新たなガメラ映画に出会いたいですね。



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ゴジラ・アース

アニメ映画シリーズ「GODZILLA」シリーズに登場した、アニメ版のゴジラです。
植物進化のゴジラですけれども、どうにもこのキャラには思い入れが出来ませんので、どう評価していいのやら。

モデルの造形は精密で凄いです。
やはり形を変えてもゴジラという存在は実写キャラなのだと感じてしまいました。



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オリジナル版ゴジラ

フルスクラッチで、作者の方の感性によりますオリジナルのゴジラです。
こういった独創的な作品は好きです。
どことなく昭和のゴジラ像を思わせます。
茶褐色の色合いもいい感じです。



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ゴジラ 1995

作品タイトルがそう読めますので、これは「ゴジラVSデストロイヤ」(1995 東宝)のゴジラでしょうか。
あの映画でのゴジラは、体内メルトダウンで全身が赤く発光しておりますので、もしかしたらこれは物語最後に登場した若いゴジラなのかも知れません。

全体にスマートで格好いい感じです。
平成ゴジラシリーズも遠い思い出となりました。



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マジンガーZ対メカゴジラ

迫力のディオラマ作品です。
熱線光を吐くメカゴジラに対抗する満身創痍のマジンガーZ!
崩れる瓦礫と化したビル街に立ち上がる煙、炸裂するロケットパンチで反撃なるか。

凄まじい展開が予想される光景です。



怪獣造形は素晴らしいです。
見ているこちらまでも気持ちが熱くなり、感激します。
出店数は少なくなりましたが、これからも迫力ある怪獣作品は続いて欲しいです。

次回は怪獣作品の続きと、印象に残りました展示作品を紹介します。




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