努blog

2019年07月

先日、東京都内某所で行われました、動く模型愛好会(通称UMA)の水ものオフ会に参加して参りました。

当日は台風直撃が危ぶまれましたが、早朝の豪雨にもかかわらず、その日の午前中には晴天の真夏日が訪れまして、大盛況でオフ会が開催されまして、大変な賑わいの内に終了しました。
その様子は近くブログ公開する予定です。

今回僕が水オフ用に制作しましたのが、この水上走行怪獣王ゴジラです。
タミヤの水中モーターを用いました工作セットを使用しまして、怪獣部分はフルスクラッチで作りました。
水に浮かべる為の軽量化を狙いまして、ゴジラ本体はほぼ発泡スチロールを張り合わせまして制作しました。

昭和時代のゴジラを意識しました造形で、丁度ヘドラやガイガンと戦ったタイプを参考にしました。




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大きさは約30センチ位で、発泡スチロール製です。

動力基本となる水中モーター工作部分に、プラ板で作りました手製の大きな車輪を取り付けまして、上手い具合にスチロール製ゴジラ基本本体に融合させました。
水陸両方の走行が可能です。

大方の製作日数は約1ヶ月でした。
基本構造と造形制作に2週間、外皮制作に10日間、彩色仕上げに5日程かかりました。





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発泡スチロール製のゴジラ基本造形
これに接着剤を用いた外皮を塗り込んでいきます。

外皮の制作ですが、目の粗いサンドペーパーで発泡スチロールを削って粉状にしまして、それをスチロール用の接着剤に混ぜて練り込みまして、パテ状にしました。
それを塗り込んで、ヘラ等で形を整えていきました。
発泡スチロール用の特別な接着剤が、100ml入りチューブで約2本半使いました。
これで耐水加工を兼ねました外装が出来ました。

細かい造形が必要となる頭部と両手部分は、軽量粘土でこしらえました。
そこの部分は水に入らないので、これは苦肉の策です。

牙と爪は鋭さを出す為に、エポキシパテで作りました。




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表皮造形が完了した状態のゴジラ

ここから彩色に入りました。
アクリル製塗料のGCIクレオス ミスターカラーで彩色しました。
最初は全体をエアーで噴き付けしまして、その後から筆塗りで何度も塗料を濃い目に塗っていきました。
主に、ブラックとグリーンを使いました。

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オフ会当日 公園の池で泳ぐゴジラの雄姿

水上に浮かびまして、ゆっくりと左右に回りながら進んでいきます。
下半身を大きく作りましたので、その構造から立ちポーズでのバランス感覚が保たれまして、いい形で走行してくれました。
これは何度も風呂場でテストを繰り返しました結果です。

しかし広い公園の池での水面走行に、思わぬ動向が見られました。
何とゴジラが、右に回ったかと思うといきなり左に回って、角度を変えながらの水上走行をするのです。
この自分でも予期せぬ動きには驚きました。
長い尾に風があたった影響からだと思いますが、思いの他に効果的な動きが生じまして、嬉しかったです。




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公園の池に来ていた子供さん達は、ゴジラの出現に大喜びでした。
僕も子供さん達と一緒に、ゴジラとうんと遊びました。


令和時代の幕開けであります2019年水ものオフ会、そして僕に取りましては50代最後の怪獣模型制作となりました、水上走行ゴジラのお披露目となりました。

そのオフ会の模様は、近く公開させていただきます。





先日、お義母さんの家で行われましたお盆行事に、嫁さんの家族同士で集まりました。
その時僕は、義妹の息子である下の甥っ子に、ヤマゴンなる物の絵を描いて見せました。

ヤマゴンとは、甥っ子の学校(高校)の友達が考えた物語に登場する架空のキャラクターらしく、僕が甥っ子から聞いたイメージを基に描いてみせました。
なんとなくその怪獣っぽい名称からの印象ですが、これが意外にも難しい想像再現でした。

人間と猿の中間の様な姿で、耳が大きく、普段は大人しいけれども、怒ると牙を剥くそうです。
身軽で木につかまって軽業で移動するといいます。
その名の如く、山奥に住んでいます。

以上の証言を基に描きましたのが、このヤマゴンの姿です。



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この怪物?が深山に生息しているという事です。
まるで封印映画「獣人雪男」みたいです。
ヤマゴンの登場するお話がどんなのかは判りません。
それでもこのキャラクターを生み出すとは、実にユーモラスな発想力です。
今度その友達から直接お話しを聞いてみたいですね。

上から最初に描いた順番で載せています。
最後の顔は威嚇表現で、少し怖くなってしまいました。
こういうのに、実際山の奥で遭遇したくないです。



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先日多賀さん達と行いました、怪獣仲間での会合の一場面です。
怪獣屋敷に居並ぶ数々の怪獣模型達です。
皆、いい表情をしていますね。




永らく放置状態で手付かずでした、エアフィックスの模型 ディメトロドンがこの度完成しました。

この模型はややマイナーな存在でしょうか。
エアフィックスの恐竜シリーズの中でも、日本では余り見かけない部類です。
恐竜モデル全8種中、ティラノサウルス、トリケラトプス、ステゴサウルス、アンキロサウルスの4種は、かなりの数が生産されて輸入販売されていました。
日本販売版や他社での再版版も存在していました。

しかし残り4種の、ディメトロドン、コリトサウルス、プテラノドン、ブロントサウルスは、それ程知られていません。
日本での輸入がかなり限られていた様な印象を受けます。

そのマイナーモデル(ディトロドンは正式には恐竜ではありませんが)の紹介です。




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ディメトロドンは古生代ペルム紀前期(およそ2億9千万年前)に北米に棲息していた、古代生物です。
一見恐竜等に通じる爬虫類イメージの姿形をしておりますが、肉食性の単弓類です。

古代の両生類は、古生代石炭紀(ペルム紀以前の3億5千万年前前後)におきまして、恐竜と鳥類を含む爬虫類に繋がる竜弓類と、哺乳類に繋がる単弓類の2グループへと進化を遂げました。
以前は爬虫類から直接哺乳類が進化したと考えられていましたが、最新の学説では哺乳類と爬虫類は最初から別々の進化過程を遂げていたと考えられています。

これに関しましては、僕もよく把握しておりませんので、ざっと表向きの説明のみの掲載とさせていただきます。
もし説明が違っておりましたら、ご指摘歓迎します。

古生代に繁栄しました単弓類の仲間がディメトロドンです。
恐竜等は、最新学説の変化によって相当復元スタイルが変わっていますけれども、このディメトロドンは余り変化がありません。



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全体にスマートで、生物感溢れる大変リアルな造形です。
プラモデルらしかぬ、うねりのある動きを感じさせます。
彩色も鱗の皮膚による光沢を表現してみました。

濃い緑色での単調な彩色ですけれども、塗装の濃淡を背中部分や横腹に施してあります。
太古の湿地帯に棲息する古代生物の再現です。

緑色と茶色の2種を彩色しましたが、これは偶然にも同じ模型が2つ入手出来たからです。
いつもお世話になっておりますビリケン商会さんから、この模型をいただきました。
僕は既にこのモデルは所有しておりましたが、色を変えて2パターン彩色してみました。
ほぼ同時進行で長い時間がかかりましたが、どちらもそれ相応に出来上がりました。



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箱絵ですが、1979年販売の新製品扱いです。
40年の時を越えての完成作披露です。

赤茶色の彩色が素晴らしいです。
その迫力は、恐竜にも通じる印象を持ちます。



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茶色と緑の2大ディメトロドンのツーショット撮影です。

今回は模型紹介の他にも、古代生物の進化に関しまして触れてみました。
僕自体、世の中にはいろいろと判らない事が多く、学説も時代と共に変わっていくものだと感じました。
日々勉強です。




6月最後に当たります先日の日曜日、東京は竹橋の科学技術館で行われておりました、玩具販売イベント スーパーフェスティバルに行って参りました。
今回で81回目だそうです。

僕が会場入りしましたのは閉館1時間半前でしたので、知人達との話が中心になりまして、買い物は何も出来ませんでした。(>_<)

それでも久々に会いました仲間同士で、楽しく歓談しました。
今回の画像撮影は、Oneup.さんブース中心の少数のみになってしまいましたが、ミニレポートと称しまして、ここに公開させていただきます。




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Oneup.さんの販売ブースより

オリジナルから版権物まで広く扱っております。
版権キャラもかなりのマニアックなのが揃っています。




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ビリケン商会さんの会場限定品 蓄光版ツインテール

造形の見事さに加えまして、闇夜で光るという優れ物です。
ライトを当てると明るい場所でも光ります。

ピコピコさんが光らせて遊んでおりました^^。




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僕は会場を回りながら、手持ちの模型(話題作り様に持ち込みました物を数点)を見せては、出会った知人達と怪獣談義をやらかしておりました。
何故か最近の鬼太郎に関しまして、あれは面白い!と、熱く語ってしまいました。




滞在時間が短かく写真撮影も殆ど行いませんでしたので、レポートらしい紹介が出来なくなってしまいました事を、お詫びします。
次回のイベントでは、もっと時間の余裕を持って臨みたいと思います。

梅雨時ですけれども、皆様お大事にお過ごしください。





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