努blog

2020年05月

メルヘンアートのデザイン作家として活躍されておりますタケヤマノリヤさんと、マークシュリンガー等の独創メカで有名な横山宏先生が、この度コラボで生み出しましたファンタジーキャラクターがケローネンです。

戦場で主力戦闘機に燃料補給等の補助活動をする機体で、全体に丸味を帯びてカエルを思わせる姿をしています。
搭乗員はオタマジャクシの様な防護服を着込み、カエル式歩行メカのケローネンを操作します。
横山先生の創造機械とタケヤマさんのファンタジーアートが融合しました、夢に溢れたオリジナルキャラクターです。




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このソフビが多彩な彩色版で販売が開始されました。
その内、僕が今回彩色協力させていただきました物が、青色塗装版であります通称アオーネンです。
困難や憂鬱を吹き飛ばす願いを込めました、晴天の空の青さを意味する色合いです。


販売はメディコム・トイさんより、本日5月30日から抽選の受付開始です。

ソフビ東京さんでの紹介

http://sofvi.tokyo/200530-mct-aonen/




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コロナウィルス撲滅の為、アオーネン部隊出動!

以下は、僕のお遊びによりますイメージ画像です。




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                 カウアイ島の海亀と遭遇



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恐竜とも戦うぞ!

今回の塗装では、タケヤマさんから直接のアドバイスをいただきまして、いろいろとお世話になりました。
ケローネンはこれからも沢山の彩色版がお目見え予定という事です。
この可愛らしいソフビをよろしくお願いします。




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昨日29日の正午過ぎに、東京都内上空を航空自衛隊のブルーインパルスが飛行しました。
コロナウィルス対策に従事します、医療関係者の方々への感謝と敬意を込めましての活動です。

轟音が響いて上空を飛ぶ飛行隊に、僕も感激しました。
ほんの一瞬の出来事で、機体から描かれますスモークのみが撮影出来ました。
アオーネンの空色と同様、希望に満ちた晴天の夢模様です。



恐竜模型でイギリスの模型会社エアフィックス社のアンキロサウルスです。

恐竜シリーズのひとつとしまして、ティラノサウルスやトリケラトプス等と一緒に販売されていました。
この度だいぶ以前から組み立て完了していました物を、彩色完成させました。




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アンキロサウルスは今からおよそ6800~6600万年前の中生代白亜紀後期北米に生息していました草食恐竜で、全身を覆う鎧状の皮膚から鎧竜とも呼ばれております。

全長は約5~10メートルで、想定体重が約5~7トンに及ぶ重量級の恐竜です。
身体を覆う頑丈な鎧の様な皮膚が特徴で、尾にはハンマーの様な骨質のコブがあり、それを振り回して敵を退けたと考えられます。

同じ武装型恐竜であるステゴサウルスやトリケラトプスの影に隠れがちですが、武装に特化した頑強さと思った以上に巨大な身体には、侮れない驚異を感じさせる存在です。
恐竜時代の最後を飾る白亜紀末期に、ティラノサウルスやトリケラトプスと同時期に生息しておりました。

アンキロサウルスの完全骨格は未だ発掘されておらず、近縁種の恐竜から全体像を推測して復元されています。
その復元姿も多少の違いがあり、身体の横部分に棘が並んでいる姿が有名ですが、それが無い想像図もあります。



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エアフィックスのアンキロサウルスですが、ティラノサウルス等と同時期に販売されておりました初期4体の内のひとつですので、作られた方も多いと思われます。
ただし、エレールでの再版は行われておりませんので、これも今では珍しい模型なのかも知れません。

手足を交互に出した動きを感じさせる歩行姿を表現しており、鎧の皮膚も繊細でリアルです。
顔かたちがアルマジロの様な哺乳類的な感じで、身体の横にあります棘もかなり大きくて、独特なスタイルになっています。
同じシリーズのティラノサウルスやステゴサウルスと比べますと、大きさはやや小振りです。


随分前に組み立て完了させていた物でしたが、このコロナ自制期間に乗りまして、彩色完成させました。
僕に取りましては最後のエア恐竜ですので、今までよりはやや気楽に従来の恐竜イメージに取らわれない気持ちで色塗り作業を行いました。
彩色イメージは、エア模型の箱絵を基にしました。
箱は確かあった筈でしたがどこかに雲隠れしてしまいましたので、スマホで画像検索しまして参考にしました。
全身が銀が掛かったグレーで、背中が紫色、棘が薄黄色なのはその為です。
楽しく彩色出来ました。





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ここで、完成記念に模型を使いました恐竜物語を公開します。

トリケラトプスの猛反撃にたじろぎ、仕方なしに諦めるティラノサウルス。
何か他に獲物は無いかと探していますと・・・



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そこに現れたアンキロサウルス。
こいつはトロそうなので捕まえられるぞ、と捕獲対象を変更します。



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しかし全身を覆う頑丈な鎧に歯が立ちません。
うわっ、か、硬い!



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うるさいな!
強烈な尻尾の一撃を食らって、ティラノサウルスは敢え無く撤退です。



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生きていく事は大変です。
次こそはと思いながらも、またも獲物を見送るティラノ君でした。



おかげさまでエアフィックスの恐竜模型はこれで全種類が完成しました。
全部で8種類、その内彩色違いの同種2つの、合計9体の恐竜模型が仕上がりました。
思えば長い道徳でしたが、自分の鈍さに呆れてしまう状況でもあります。

近く、全部の恐竜をまとめて再度公開したいと思います。
その時には、皆様どうぞまたご覧になってください。
よろしくお願いします。


せっかくの連休もコロナウイルスの外出規制でどこにも行けず、家で物作りしながらゴロゴロしております。

昨夜ですけれども、何気なく点けていたテレビを見まして驚きました。
なんとNHKの夜のドラマに、地底怪獣バラゴンが出ているではないですか!
ただしマルサン商店ソフビの復刻版で、以前バンダイが出していたオレンジ成形色の物らしいです。


「今だから、新作ドラマ作ってみました」というテレビドラマシリーズで、制作は全て人同士が直接会わずに通信で行うという、テレワークで進められています。
描かれます物語の内容も、パソコン通信を用いた人間関係を描いた展開です。
感染防止の意味も込めまして、在宅勤務が行われております昨今の状況を題材に、そこにおける人間性を表現した物です。

NHKのHPによります紹介

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=23206


その第一夜「心はホノルル、彼にはピーナツバター」が昨晩放送されました。
作・矢島弘一 出演・満島真之介 前田亜季

結婚を目前に控えた遠距離恋愛の男女二人が、緊急事態宣言でお互い会えず、ハワイでの挙式も中止になって、互いにチャット中に各々のわだかまりを出し合って気持ちの本質に迫るという話でした。
最後は今まで以上に気持ちが伝わり、前向きに分かり合えたという結末でした。
今だからこそのドラマ設定で、いつの時代でも人の気持ちの通じ合いは大切だと感じさせました。



さて、そのドラマで僕が気になりましたのは、女性の部屋に怪獣の玩具が置いてあって、パソコンを使ったチャット中に映る画面には、常に彼女の姿と共に後ろの方にその玩具が映っている所です。
先に書きました通り、それはマルサン商店ソフビの復刻版で地底怪獣バラゴンです。
綺麗なオレンジ色の成形色で、バンダイが1992年に発売しました初期の復刻版ソフビです。



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昨夜、そのテレビドラマを何気なく見ていましたらなんと・・・!
マルサン電動バラゴン(自己複製版)が久々に登場、画面にお仲間発見。



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これです、女性の部屋にバンダイ復刻バラゴンの姿が!
彼女の遊び相手でしょうかね?

何で若い女性がバラゴンを持っているのでしょうか?
年代的に、彼女が子供の頃に買ってもらった物かも知れません。
見た感じが可愛らしいソフビですから。

思いがけない怪獣玩具の登場に、どれ位の人が気付いたでしょうか。
これは楽しかったです。


このテレワークドラマシリーズは、今夜放送分も含めまして全部で3作品が予定されております。
放送時間は夜の11時台からですが、今の時代背景に合った内容設定だと思います。
僕も見てみようと思っております。


フランスの模型会社エレール社の、恐竜トリケラトプスです。

元はイギリスのエアフィックス社の模型で、同社のティラノサウルスとステゴサウルスとの3点セット売りとしまして再版されていました。
形はそのままですが、モデルの成形色がグレーからホワイトに変わっていました。

以前制作しましたティラノサウルスとステゴサウルスを合わせまして、これでエレール再版セットが完成しました。
中々手を付けられなかった自分の遅さ加減には、我ながら呆れてしまいましたが、長かった道程への完結に感慨無量です。




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動きを感じさせるダイナミックな姿に、精密な鱗の皮膚表現が、40年以上昔の模型とは思えない位にリアルで生物感に溢れています。
同シリーズのティラノサウルスと対になる様な、スタイル構造です。



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彩色ですが、先に完成させましたティラノと同じ色合いにしてみました。
黒褐色に肌色系グレーを所々入れて、大理石みたいな感じにしました。
角の先をテカった黒を塗って、年期の入った戦闘力の高さを表しました。



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ここでライバルの登場です。
同シリーズのティラノサウルスです。
恐竜時代の最後を飾ります、宿命の対決です。



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双方共に身体をひねった格好ですので、互いに向かい合わせに置いてみますと、どの角度から見ましても躍動感溢れる対戦場面が拝めます。




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僕にとりまして、エアフィックス恐竜模型(再版物も含めて)は、完成させたのがこれで7種類目です。
残るひとつはこちら、アンキロサウルスです。

こちらの模型は、エアフィックスのみです。
完成させましたら画像公開と、エア恐竜全種類制覇の特別記念撮影でも行おうと思っております。


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