努blog

2021年02月

ライターのおおこしたかのぶさん執筆構成によります、昭和の怪獣模型特集記事に、今回僕が協力させていただきました。
本日発売されます雑誌、週刊実話増刊ザ・タブー4月9日号(日本ジャーナル出版)に掲載されております、「昭和模型 大怪獣展」です。



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おおこしたかのぶさんは、あらゆるサブカルチャーに精通されたライターさんで、数多くの著書を手掛けられております。
今までにも昭和の模型や駄玩具類を特集として取り上げておられましたが、メーカーオリジナルの怪獣模型の完成作品を載せようという運びとなりました。

僕が組み立て彩色して完成させました模型を一堂に集めました、知られざる怪獣世界です。
カラーで3頁に渡りまして大々的に掲載されておりますので、見応え充分だと思います。
恥ずかしながら僕自身の事や、このブログも紹介されています。
是非共、雑誌をご覧になってください。

雑誌に載りました画像は全て新規撮影しました物です。
以下、掲載されていないアングル画像を載せておきます。



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画像上から
ジラゴン、グジラス、キジラ、ガメス、ラドンガです。

今回はおおこしさんとリモートワークでのやり取りで、物事を進めさせていただきました。
おおこしさんには大変お世話になりました。
改めてお礼を言わせていただきます。
どうも有り難うございます。

いのしし 野牛に引き継いて、動物ボウリングシリーズのサイを紹介します。




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全ての箱絵は小松崎茂画伯の筆によります。
凄まじい突進力で、ボウリングのピンを倒すサイの勇姿。
トラの子供達も驚きです。

他の動物ボウリング同様、車輪に連動された四本足を動かしましてゼンマイ走行します。
付属のボウリングピンを倒して、ゲームを競う方式です。



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サイ本体ですが、インドサイをモチーフとした大変リアルな造形です。
走りも一番のスピードで、かなりの速度で走ります。
彩色は泥浴びして乾燥した分厚い皮膚感を、塗装で表現しました。
目の入れ方に気を配りました。



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このサイですが、シリーズ3体の内一番大きな動物の筈ですが、何故か模型のサイズは他の2体より小さいのです。
更に不思議な事に、このサイのみ全体構造が異なります。
四本足と連動する車輪棒が、打ち込み式でなく直接プラ製車輪と一体化しているのです。

調べてみましたら、このサイはバンダイとは別に今井科学からも本体のみが販売されていたそうです。
そこに何かしら関連があるのかも知れません。 


僕が小学生の頃、近所の文房具屋さんの模型売り場で買った思い出があります。
親からお金を借りてまで欲しくなった物でしたが、当時小学生の自分にはハードルが高かったのか、上手く組み立てられず、足が動く仕組みを廃して、四本足を直接胴体に接着してしまいました。
子供の頃は、早く遊びたい為に、高度な技術を要する部分をはしょってしまう事が、往々にしてあります。
大人になった今、昔の至らなかった面を今の知恵と腕で再度チャレンジするという、リベンジを行っております。
あれからもう50年以上が経ってしまった現在、ようやくサイを含めた動物全3種類を完成させられました。
感慨無量の思いです。(ちょっと大袈裟ですが)


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これで動物ボウリング本体は全種類完成しました。
残るピンですが、3セット各々違う趣向で彩色仕上げしようと思います。

取り敢えず動物メンバーで記念撮影です。


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