ビリケン商会から昨年末に販売されました、ソフビキットの大怪獣バランです。
東宝特撮では最後のモノクロ怪獣映画として、古風な外見に異郷伝説の特異な物語設定と共に深い印象を残します。
そのバランをリアルな姿で創造しましたモデルです。

販売開始から大変な評判で、数回に渡ってのチャンスを伺いようやく手に入れる事が出来ました。
感謝感激です。




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手に入れましたビリケン商会製バラン
クラシックスタイルでありながらも斬新なデザインセンスを感じさせます箱絵です。

販売・ビリケン商会
原型・福田雅朗氏
箱絵及び解説・内田和彦氏



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早速中を開けます。
袋にぎっしり詰まった部品と、熱い思いで書かれた解説書。
そして各部分からも全体像が伝わって来ます。
何もかもが素晴らしいです!



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部品を洗浄して、バリを落して組み立てです。
基本はめ込み式ですが、可動が必要な部分がほぼありませんでしたので、全ての部品を瞬間接着剤で貼り合わせました。
頭部口の中を先行彩色しました。
塗料はプラモデル用のクレオス製MR.COLOR(溶剤系アクリル樹脂塗料)を使用しました。



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瞬間接着剤で貼り合わせながら組み立てて行きます。
まさにソフトビニール製のプラモデルといった感じです。
最後に頭部を接着して形が出来上がりました。



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部品の隙間を最小面積でエポキシパテで埋めます。
乾燥させたやヤスリ掛けして表面を慣らします。



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パテ修正部分をMR.COLORで色塗りしまして基本形は完了です。

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モノクロ映画であるバランは、果たして何色でしょうか?
現存する撮影画像では褐色だそうです。
公開当時のポスターやパンフレットでは、緑色に人着彩色されていました。
こちらも公開当時に出ていました、あかしや書房の漫画本ですが、そこでは現存資料写真と同じく茶褐色で描かれていました。
色合いは目下画策中です。


これから全体彩色に入るのですが、かなり時間と手間を要しますので、完成報告は暫くかかりそうです。