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カテゴリ: 模型

静岡ホビーショー2025に、今晩いよいよ向かいます。



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今回初参加の模型達の記念撮影。
いざ出陣!
「えいえいおーっ!なのだ。」



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クラウンモデルのオリジナル怪獣群。
ラドンガ、ガメス、ガラゴン、バゴラ。
どれも怪獣模型の歴史に残る重要な存在です。



5月16日(金)〜18日(日)
南館 H 117
東京SFプラモビルダーズ


当日は模型秘密基地において沢山のSF動力モデルガお目見えします。
それでは会場レポートにご期待ください。


 

今話題の模型が甲府宇宙人モデルです。

今から50年前の1975年2月に、山梨県甲府市のブドウ畑付近で、当時小学校低学年の男児2人がオレンジ色のUFOを目撃して、宇宙人に襲われたという証言が世間を賑わせました。

事の真偽は謎のままですが、宇宙人の目撃事例として半世紀が経った今、街興しの意味合いも兼ねてあの衝撃を忘れまいと、最新技術を駆使しての模型が作られました。
それがこの甲府宇宙人モデルなのです。



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組み立て完成しました姿がこちらです。
右腕はコンパチで、セロテープを巻いて補強してあります。
彩色は自分イメージですが、なんでこういう色合いになったのかは不明です。
今のご時世に内部に麦球を仕込んで発光させました。
全て筆塗り、完全アナログ宇宙人です。



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甲府宇宙人モデルの未組み立て状態。
組み立ては簡単、工夫次第で内部から発光させられます。
皆夫々の宇宙人を作りましょう!

ずんだもんも驚きです。
「な、なんか凄いのだ、未知との遭遇なのだ!」



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未塗装組済み状態の宇宙人。
目玉が赤い麦球で光ります。

「さぁ、色を塗るのだ。」
 


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彩色完了。
ずんだもんや怪獣達との記念撮影。
多くの方々が思い思いの宇宙人を完成させています。
当初は甲府市限定だったのですが、今では全国で販売されています。
模型売り場で未知との遭遇を体験しましょう!




クラウンモデルのオリジナル怪獣模型で、ガラゴン対バゴラです。
2頭の怪獣が互いに引き合い対決する作動を見せます。
恐竜形怪獣がガラゴンで、鳥形怪獣がバゴラです。



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がぶり寄りの2大怪獣!
果たして勝つのはどちらか?

鳥形怪獣バゴラの内部にゼンマイが内蔵されておりまして、テグス糸を引いて互いに寄り合う仕組みです。
同じクラウンのロケットカー対ガメスと同じ構造です。

両腕を左右に動かして歩くラドンガ。 
逆走?するロケットカーを飲み込むガメス。
そして互いに引き合って対戦するガラゴン対バゴラ。
クラウンモデルの怪獣模型は、どれも工夫を凝らした面白いギミックがあります。

しかし僕の入手したガラゴン対バゴラの模型は、ゼンマイ部分が欠落したジャンク状態でしたので、追いかけ合う魚の玩具のゼンマイ部品を流用しました。
これが難物で、ゼンマイ速度が早くなってしまい、怪獣両方の内部に鉛を入れたり足裏にプラ板やパテでストッパーを着けたりして速度調整を行いました。
あまり何度もテストを繰り返した為に、テグスがギアに絡まって傷付き切れてしまうアクシデントに見舞われました。
テグスを取り替えまして、何とかそれらしく出来上がりました。 

ガラゴンもバゴラも安定性を考慮しまして、両足を接着固定しました。
特にバゴラの方は、本来でしたら内蔵ゼンマイのクランクシャフトで両足が動く仕組みになっていたのですが、流用ゼンマイがその形にはなっておりませんので、残念ですがギミック再現は致しませんでした。



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ガラゴン
銀緑色の寒色表現で仕上げました。
以下箱解説より。

大アマゾンの奥地に棲息・
鋼鉄よりもかたい皮膚でおおわれ
頭の角と口から毒液を噴射する



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バゴラ
金褐色で暖色イメージでの仕上げです。
ガラゴンとは正対象にしてみました。
以下箱の解説より。

南太平洋の火山島に棲息・
高熱地帯を好む
全身超弾力の皮膚でおおわれ
口から放射性熱線を出す



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 何とも物凄い怪獣達です。
箱絵は両者決戦の大迫力で、見ていてワクワクしてきます。
作画は池松 均 氏で、数多くの絵画作品を手掛けられました。


皆様、ご無沙汰しております。
来る静岡ホビーショー2025のお知らせです。
今年も国内最大の模型イベントであります静岡ホビーショーが開催されます。
日時は5月14〜18日の5日間です。



14日(水)15日(木)は業者対象で、16日(金)が静岡県内の小中高生子ども対象、17日(土)18日(日)が一般対象です。
そのうち僕等仲間同士は16〜18日の3日間参加します。
モデラーズクラブ合同作品展
東京SFプラモビルダーズ
南館 H 117 

高性能ギミックの模型秘密基地に多数の動くSF模型を配置して、訪れます来場者の方々に楽しんでいただきます。



ただここで問題なのが、来場希望者は全て事前登録制で、既に予約締め切りになっています。
コロナ対策が行われました2022年からは当日受付が為されておりません。
今回は特に厳しく、ホビーショー本部の予約受け付け開始から、僅か2日後には定員数がいっぱいになってしまいまして、早期に締め切られました。
よって行きたくても行けない数多くの人達の立場を考えますと、ここでホビーショー紹介をする事には若干の抵抗がございました。
しかし会場内容を伝える意義を考えまして、これからのイベント報告をさせていただきます。

出来る限り沢山の人達の来場を考えまして、主催側には対策改善していただきたいと願っております。



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 静岡ホビーショー初参加のずんだもんと四国めたん。
「めたん、模型の世界を見て来るのだ。」
「ずんだもん、よろしくね。」

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四国めたん
プラフィア製組み立てモデルで台座は僕の自作オリジナルです。
手に持っていますドリルは天惠のハイドといい、一般販売版にはない購入予約特典です。

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そして皆の人気者ずんだもん。
「みんな、可愛いボクをよろしくなのだ!」

後ろにいる怪獣達は…?

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怪獣にまたがるずんだもん。
「カイジューさん、よろしくなのだ。
…えっ、もしかして飛べるの?」
この謎の怪獣達は…!

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クラウン模型「ガラゴン対バゴラ」
2頭の怪獣が互いに引き合って戦う仕組みです。
向かって右側の鱗恐竜形がガラゴン、左側の鳥形怪獣がバゴラです。
果たして勝つのはどちらだ?!

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実はこちらは内蔵ゼンマイ無しのジャンク状態で入手した物です。
ゼンマイ部分は同じ構造の追いかけ合う魚玩具から流用しています。

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これがどうしても引き合う速度が早くなってしまいまして、両者の内部に鉛を入れたり足裏タイヤにストッパーを付けたりして速度調整をしました。
あんまり何度も引っ張り過ぎまして、テグスがギアに絡まって傷付き、糸が途中で切れてしまうアクシデントに見舞われました。
そこを更に修理しました。

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紆余曲折ありましたが、まだまだ続く模型制作です。
取り急ぎの報告です。





ビリケン商会から昨年末に販売されました、ソフビキットの大怪獣バランです。
東宝特撮では最後のモノクロ怪獣映画として、古風な外見に異郷伝説の特異な物語設定と共に深い印象を残します。
そのバランをリアルな姿で創造しましたモデルです。

販売開始から大変な評判で、数回に渡ってのチャンスを伺いようやく手に入れる事が出来ました。
感謝感激です。




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手に入れましたビリケン商会製バラン
クラシックスタイルでありながらも斬新なデザインセンスを感じさせます箱絵です。

販売・ビリケン商会
原型・福田雅朗氏
箱絵及び解説・内田和彦氏



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早速中を開けます。
袋にぎっしり詰まった部品と、熱い思いで書かれた解説書。
そして各部分からも全体像が伝わって来ます。
何もかもが素晴らしいです!



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部品を洗浄して、バリを落して組み立てです。
基本はめ込み式ですが、可動が必要な部分がほぼありませんでしたので、全ての部品を瞬間接着剤で貼り合わせました。
頭部口の中を先行彩色しました。
塗料はプラモデル用のクレオス製MR.COLOR(溶剤系アクリル樹脂塗料)を使用しました。



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瞬間接着剤で貼り合わせながら組み立てて行きます。
まさにソフトビニール製のプラモデルといった感じです。
最後に頭部を接着して形が出来上がりました。



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部品の隙間を最小面積でエポキシパテで埋めます。
乾燥させたやヤスリ掛けして表面を慣らします。



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パテ修正部分をMR.COLORで色塗りしまして基本形は完了です。

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モノクロ映画であるバランは、果たして何色でしょうか?
現存する撮影画像では褐色だそうです。
公開当時のポスターやパンフレットでは、緑色に人着彩色されていました。
こちらも公開当時に出ていました、あかしや書房の漫画本ですが、そこでは現存資料写真と同じく茶褐色で描かれていました。
色合いは目下画策中です。


これから全体彩色に入るのですが、かなり時間と手間を要しますので、完成報告は暫くかかりそうです。

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