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カテゴリ: 紀行文

夏の終わりに行きました長野県阿智村の続きです。

前に紹介しました星空ナイトツアー体験の際に宿泊しました旅館 おとぎ亭 光風です。
天空の楽園は残念ながら雨雲に覆われて星空を見る事は叶いませんでしたが、またの機会を臨んで再度参ります。

こちらは宿泊旅館のおとぎ亭の紹介です。



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おとぎ亭は阿智村にございます、素朴で夢の世界の様な雰囲気の旅館です。
館内は日本の昔話の様な、古き懐かしい空間を感じさせます。



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夕飯
大きさお皿の蓋を開けたら白い煙の様な湯気(冷気)が出まして、美味しいご馳走が現れました。
まるで乙姫様の玉手箱みたいです。
こうした夢のある演出が素敵です。



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朝御飯
美味しい料理の数々に食が進みます。
長野県阿智村の自然食材感が嬉しいです。



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館内にて 浦島太郎と乙姫様
亀もいます。
日本昔話風世界です。



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お地蔵様が優しい笑顔でお出迎えお見送りしてくださいます。
これからも訪れる方々を守ってください。




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行きと帰りは高速バスを使用しました。
途中の休憩エリアで遭遇しましたセミです。
鳴いていませんでしたので雌かも知れません。



夏の思い出となりました長野県阿智村でした。
普段住み慣れた場所を離れて、行く先々でいろいろな出会いと発見がありました。
天候には恵まれませんでしたが、大した問題もなく無事に帰って来られました事に感謝します。
またいつかの機会に参りたいです。

過ぎ去りし今年の夏のレポートでした。


夏が終わって秋の訪れも迎えてはや10月になりました。
過ぎた今年の思い出を残す記録です。



8月21日に長野県阿智村に、嫁さんと一泊旅行して参りました。
天空の楽園と称する行楽施設で美しい星空を眺めるという自然体験を楽しむ為でした。

長野県阿智村は日本でも有数の綺麗な星空が見られる場所として有名な所です。
ヘブンスそのはら によります、標高1400メートルの高山から星空を臨むという自然体験 星空ナイトツアーが開催されておりまして、それに参加しました。
もうこれで来るのが3度目です。


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しかし心配なのは天候でした。
今年の夏は雨続きでお盆シーズンは雨でしたので、予定を一週間ずらして来たのでした。
しかし相変わらずの雨模様に見舞われました。
果たして天空の楽園は大丈夫か、雨上がりに星空を無事見せてくれるか?



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ロープウェイ乗り場。
ここから山頂の楽園まで行きます。



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うっすらと雲に覆われる山々。
雨は小降りですが心配です。



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天空の楽園に到着しました。
山の自然を利用したお花畑が広がり、夜は星空が拝めるという事です。
星空ナイトツアーが始まりました。



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晴れた昼間は園内リフトで自然の花壇を散策出来るお楽しみです。
早朝は雲海が見られ、冬場はスキー場になります。
様々な催し企画もあるそうです。



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不安げながらも、ここならではの夏の星空を見ようと集まる人達。
雨上がりの芝地にシートを敷いて、皆でその時を待ちます。
午後8時に園内が一斉に消灯されて、山の高い場所から見られる星空が、夜空一面を覆い尽くす自然の光景が展開されるという事でした。

いよいよカウントダウン。
期待を込めて全員が数を数えます。

10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、   0  !

楽園内の灯りが一斉に消されて夜空のみが写し出されます。
夏の夜空を一面に覆い尽くす星空は…!



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……………!!!!!  ……………?????



「見えませんね ……… …… … 」



真っ暗闇の雨雲に覆われた夜空は、微かな星影すら存在しませんでした。
それはまさにギリシャ神話のタルタロス(冥界)でした。

場を取り繕おうと解説者による星の解説がスライド紹介と共にアナウンスされましたが、正直それは聞いているのも辛い内容でした。

僕は芝地に仰向けに寝転んで、僅かな雲の隙間から星空を期待して目を凝らしていたのですが、夏の風物詩である天の川も白鳥座も見られませんでした。

やがて時間が来て園内の灯りが照らされて、やるせない気持ちで帰宅に着きました。
まさに諸行無常でした。



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帰りのロープウェイの中は何故か灯りもない真っ暗闇で、それに乗って山を下っていくのはかなり怖い印象でした。


今回でファイナルとなります青森小旅行レポートです。
岩木山神社の後は、弘前駅前でレンタカーを借りまして、近場を周って行楽地を楽しんで参りました。




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始めに藤田記念庭園に行きました。

明治生まれの実業家である藤田謙一氏が設計しました和洋庭園でして、美しい庭造りと大正時代の香りを残す建造物が見所です。

公園の庭に池もあり、鯉に餌をあげて敷地内を歩いていきました。



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洋館に到着しました。
僕達が入館しました時には、朗読会とコンサートが行われておりました。
歴史のロマンを感じさせる建築の中で、青森特産のリンゴジュースを飲んで一息つきました。



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お次は弘前公園内にあります、弘前城に行きました。
亀甲門(北門)から入りました。

この城は江戸時代(1611年)に建設されて、何度か改修工事もあった末に、明治時代に廃城となった際にも敷地は公園となり、天守閣と一部設備は残されて現在に到っております。
国の重要無形文化財に指定されております、歴史遺産です。



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敷地内の神社前の鳥居です。
逆光の日差しが眩しくも名ショットが撮れました。

敷地内を天守閣に向かって歩いていくのですけれども、広い公園内は気温も上がって、汗が絶え間なく流れ出まして、もうフラフラでした。



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ようやく辿り着きました、本丸 天守閣です。
ここからは有料区間で、お城の内部は資料館となっております。



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城内の最上階窓から見た風景

古い時代を表す瓦屋根の重みです。
三階建て構造ですが、各階に上るのが急な木造階段で、手すりを掴んで慎重に一歩一歩恐々上がっていきました。
それでも上から見た景色は素晴らしかったです。



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弘前城前から見た岩木山の光景

池に映る反転した山と空の景色にも見惚れました。
まだ夏の名残りを感じさせる暑さでした。



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弘前城北門を出ました場所にあります、木造建築の和菓子屋さんです。
ここらを覗いていきたかったのですが、ここでアクシデントに見舞われました。

喫茶店でのんびりアイスコーヒーを飲んでおりましたところ、何気なく帰りの新幹線の券を見てみると、なんと僕が帰りの乗車駅と時間を勘違いしているのに気がつきました。
それは弘前駅ではなく、その先の新青森からの乗車時間だったのでした。
既に予定から30分近くが過ぎてしまっていました。

慌ててレンタカーを返しまして、弘前駅から列車に乗って新青森まで急ぎました。
ギリギリの時間で新幹線乗車に間に合いました。
間一髪、危なかったです。
台風も接近して来た状況でしたので、これで一安心でした。
慎重さに欠けました自分を反省しました。

上野まで約3時間、列車内でお弁当を食べて転寝しまして、無事に東京まで到着しました。
嫁さんには多少の迷惑はかけましたが、それでも楽しい旅行でした。
また青森には行ってみたいです。
次回は今回の反省点を踏まえた上で、もっと時間と日にちを取りまして、いろいろな場所を楽しんでみたいと思いました。



一泊二日の秋の行楽旅行レポートでした。





青森紀行ですが、宿泊翌日の日曜日は岩木山神社に行きました。
岩木山にあります古くから知られた歴史ある神社で、その日も秋晴れの暑さの中を、大勢の人達が訪れていました。




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行きの車の中から、岩木山が遠方に見えます。
女性の横顔にも見える上品な面持ちです。



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神社の入り口です。
この日は晴天の秋晴れで、気温は30°以上にも及んでいたそうです。
石段を上がると、もう汗だくだくになりました。



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神社の鳥居をくぐりまして・・・



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ご本堂へと向かいます。



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途中、石段の左右に上下昇り降りの狛犬の石像がありました。
動きを感じさせる作りに注目してしまいました。



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ご本堂に到着です。
石段を登って無病息災をお参りしました。



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ご本堂の側にありました、今年の干支の開運いのししです。



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竜神のご神水です。
竜の口から勢いよく水が噴き出ます。
神水を柄杓ですくって飲んで、準備した容器に水を入れて持ち帰りました。
苔生した竜神様に自然と歴史を感じました。




青森紀行、次回でファイナルです。




青森小旅行レポートの第3弾です。
宿泊した翌朝、ロマントピア内にあります施設で森林科学館「ジュピター」に行きました。
青森の自然に棲息する動物たちの紹介です。




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青森に棲息します動植物を扱った科学館内です。
クマとタヌキ、キジにヤマドリ、フクロウが剥製で展示されています。



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ツキノワグマとタヌキです。
可愛らしい顔付きですけれども、クマの大きさには驚きました。
どちらも親しみ深そうな印象です。
これらは自然の中に棲息する住人ですので、人間の及ばない世界で生きている事を認識しなければならないのでしょう。



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キジとヤマドリ、フクロウです。

こうして見ますと、自然に生きている動物たちの美しさは生命の美しさそのものなのでしょう。
フクロウの前を向いた目が、いい顔をしています。



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ホテルのロビーで飼育されていた珍しい外国産のカワエビの一種で、オニテナガエビです。

東南アジア産で、体長25センチ以上にもなる大型の淡水性のエビです。
青森県弘前の巨大な養殖施設でこのエビの繁殖に成功しまして、いまや名産となっております。



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脱皮した後のオニテナガエビの抜け殻。
透き通った綿密な細工物みたいな美しさを感じさせます。
青みがかった長い両腕と尖った頭部も印象的です。




青森紀行、お次は岩木山神社の紹介です。




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