努blog

カテゴリ: おもしろ怪獣ランド

駄玩具怪獣です。
原始怪獣ステギラス、恐竜と歯車を融合させた何とも奇妙な姿形の合体メカ怪獣です。
TATSUMIYA TOYS製で、このメーカーに関しましては明細不明です。




20221123_080529
20221123_080508
20221123_080554
手押しで進ませると、本体付属の大きな車輪と背鰭が同時に回る仕組みです。
このお遊び構造が、いかにも昭和駄玩具といった感じで好きです。

怪獣本体は硬質塩ビ素材の赤成形で、それに目と口がラフに筆塗りされていました。
それを僕は一旦分解して、車輪と背鰭かよく回転する様に調整してみました。
更にソフビ用塗料でリアルな感じに色塗り仕上げしました。



20221123_080613
日東のミニサイズガメラと記念撮影です。
坂を転がすとコロコロと車輪を回しながら進みます。
楽しいです。



20221120_101858
20221120_101820
20221120_101800
20221120_101836
原始怪獣ステギラス台紙

この絵が描いてある台紙に袋入りのステギラスがホチキス止めでぶら下がっていました。
何とも味わい深い絵柄です。
発売当時は30円だったのですね。

この駄玩具と同じ種類で、ラドンの様な怪鳥ラドゴン(マルサンのラゴン流用プラモではなく)や、ロボットの鉄人ショックという物もあったそうです。

多種多様な駄玩具の世界です。


せっかくの連休もコロナウイルスの外出規制でどこにも行けず、家で物作りしながらゴロゴロしております。

昨夜ですけれども、何気なく点けていたテレビを見まして驚きました。
なんとNHKの夜のドラマに、地底怪獣バラゴンが出ているではないですか!
ただしマルサン商店ソフビの復刻版で、以前バンダイが出していたオレンジ成形色の物らしいです。


「今だから、新作ドラマ作ってみました」というテレビドラマシリーズで、制作は全て人同士が直接会わずに通信で行うという、テレワークで進められています。
描かれます物語の内容も、パソコン通信を用いた人間関係を描いた展開です。
感染防止の意味も込めまして、在宅勤務が行われております昨今の状況を題材に、そこにおける人間性を表現した物です。

NHKのHPによります紹介

https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=23206


その第一夜「心はホノルル、彼にはピーナツバター」が昨晩放送されました。
作・矢島弘一 出演・満島真之介 前田亜季

結婚を目前に控えた遠距離恋愛の男女二人が、緊急事態宣言でお互い会えず、ハワイでの挙式も中止になって、互いにチャット中に各々のわだかまりを出し合って気持ちの本質に迫るという話でした。
最後は今まで以上に気持ちが伝わり、前向きに分かり合えたという結末でした。
今だからこそのドラマ設定で、いつの時代でも人の気持ちの通じ合いは大切だと感じさせました。



さて、そのドラマで僕が気になりましたのは、女性の部屋に怪獣の玩具が置いてあって、パソコンを使ったチャット中に映る画面には、常に彼女の姿と共に後ろの方にその玩具が映っている所です。
先に書きました通り、それはマルサン商店ソフビの復刻版で地底怪獣バラゴンです。
綺麗なオレンジ色の成形色で、バンダイが1992年に発売しました初期の復刻版ソフビです。



20200505_000408
昨夜、そのテレビドラマを何気なく見ていましたらなんと・・・!
マルサン電動バラゴン(自己複製版)が久々に登場、画面にお仲間発見。



20200505_000004
これです、女性の部屋にバンダイ復刻バラゴンの姿が!
彼女の遊び相手でしょうかね?

何で若い女性がバラゴンを持っているのでしょうか?
年代的に、彼女が子供の頃に買ってもらった物かも知れません。
見た感じが可愛らしいソフビですから。

思いがけない怪獣玩具の登場に、どれ位の人が気付いたでしょうか。
これは楽しかったです。


このテレワークドラマシリーズは、今夜放送分も含めまして全部で3作品が予定されております。
放送時間は夜の11時台からですが、今の時代背景に合った内容設定だと思います。
僕も見てみようと思っております。


以前こちらでも紹介しました、月刊漫画雑誌 現代芸術社ウルトラマンの付録で、ウルトラマン対スカイドンの紙工作です。




20191116_040525
67年6月号で、井上英沖氏が描いたジャミラとスカイドンの漫画が載っています。
その巻頭部分に付属しております、折り込み紙工作付録を今回作ってみました。



20191116_040800
作るといいましても、貴重な当時物資料でもあります現物を切り取り出来ませんので、カラーコピーした物を組んでみる事にしました。

僕の方法ですけれども、まず最初にカラーコピーした物を丁寧に切り取りまして、やや薄目の丈夫な紙に張り付けます。
次に、これを再度切り取って各部品を作ります。

手間のかかる方法なのですが、こちらのやり方で今回はいきました。
コピーをそのまま台紙に貼って切った方が効率はいいのですが、カッターの刃に持って行かれて破ける不安がありましたので、こうしました。



20191116_040947
ここで注意しなければならないのは、雑誌にある組み立て解説通りに作っても、上手く完成しないという事です。



20191116_041319
最大の問題点は、スカイドンの仕組み部分です。
解説図みたいに、ちゃんと上手い具合に引っ掛け部分が収まりません。
長さが足りないのです。

見てすぐに判ったのですが、これには困りました。
おそらく当時の多くの子供達が、これで作るのを断念した事が予想されます。



20191116_041238
そして、ウルトラマンを動かす取っ手ですが、こちらも手で持つ部分が短いので、もっと長さが必要です。

そこで今回僕は、そこら辺の問題箇所を、大人の知恵を使って修正しながら制作してみました。



20191116_040911
スカイドンと取っ手部分を、余裕を持って切り抜きしました。
これらをちゃんと動く様に、微調整しながら組んでいきます。



20191116_041102
20191116_041124
完成しました。
ウルトラマン対スカイドンの対決工作です。
向かって右側の取っ手を左右に動かしますと、両者が動いて対戦します。

スカイドンの立ち位置に、ウルトラマンを合わせて取っ手箇所に貼り込みました。


20191116_041158
裏側はこうなっています。
補強の為に取っ手部分には、別の紙で支えを作りました。

あと、ウルトラマンの貼り込みバック部分ですが、もろに赤い色ですので、山部分を別コピーして貼りました。
スカイドンの腹部分もそうしました。
これで自然に見えます。



先日のウェルピアかつしかボランティアまつりに、気休めお遊び用に持っていきました。
まぁ、昔の紙玩具ですので作る上での諸問題はございましょうが、企画設計者はちゃんと作れる物を生み出して欲しいと思った次第でした。

やや説明が判り難かったかも知れませんけど、自分解説の紙工作組み立て記録です。



先日、お義母さんの家で行われましたお盆行事に、嫁さんの家族同士で集まりました。
その時僕は、義妹の息子である下の甥っ子に、ヤマゴンなる物の絵を描いて見せました。

ヤマゴンとは、甥っ子の学校(高校)の友達が考えた物語に登場する架空のキャラクターらしく、僕が甥っ子から聞いたイメージを基に描いてみせました。
なんとなくその怪獣っぽい名称からの印象ですが、これが意外にも難しい想像再現でした。

人間と猿の中間の様な姿で、耳が大きく、普段は大人しいけれども、怒ると牙を剥くそうです。
身軽で木につかまって軽業で移動するといいます。
その名の如く、山奥に住んでいます。

以上の証言を基に描きましたのが、このヤマゴンの姿です。



イメージ 4

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

この怪物?が深山に生息しているという事です。
まるで封印映画「獣人雪男」みたいです。
ヤマゴンの登場するお話がどんなのかは判りません。
それでもこのキャラクターを生み出すとは、実にユーモラスな発想力です。
今度その友達から直接お話しを聞いてみたいですね。

上から最初に描いた順番で載せています。
最後の顔は威嚇表現で、少し怖くなってしまいました。
こういうのに、実際山の奥で遭遇したくないです。



イメージ 5

先日多賀さん達と行いました、怪獣仲間での会合の一場面です。
怪獣屋敷に居並ぶ数々の怪獣模型達です。
皆、いい表情をしていますね。




先日の日曜日に、NPO活動等も一緒に行っております、多賀もちゆきさんを始めとします總藝舎の怪獣仲間メンバーで、今年最後の慰労会を都内某所で行いました。

我々がアジトと称しております、怪獣資料に囲まれた夢の場所でです。
合計6名の男ばかりで集い、酒を交わしながらワイワイと、年内最後の怪獣談義に楽しく華を咲かせました。

これは、その時の様子の一部です。




イメージ 1

イメージ 2

日東の地底怪獣ガマロン

もうここではお馴染みの、ゼンマイ歩行のオリジナル怪獣模型です。
組み立て彩色の作例は、柊horiiさんこと大場晴也さんです。

大場さんがガマロンを作られたのは実に2体目で、今回はなんと、歩行する度に口の中に自作された舌がスプリング作動するという、驚異の面白ギミックが施されております。

ガマロンに舌(ベロ)を取り付けるという発想は、動く模型愛好会(UMA)のメンバーも作った事がありましたけれども、まさかそれを動かしてしまうとは、数段ブッ跳んだ表現です。
これは凄い!そして楽しい!

全体の彩色も、南米両生類みたいな感じで生物感抜群のリアルさです。
怪獣模型の可能性を、ここに見出しました。



イメージ 3

手踊りジャイアント・ロボ ツクダヤ製

多賀さんの貴重なコレクション品であり、お遊び道具でもあります。
これからのNPO活動の怪獣劇場でも、是非ご登場願おうという事だそうです。
当時ものお宝品を、今の子供達と一緒に遊び倒そうという、大変素晴らしい企画です。

これぞ堂々の怪獣人生です。



イメージ 4

大場さん改造制作 まぼろし怪獣ウー

バンダイのソフビをよりリアルに彩色し直し、入れ替え可能な別の顔も造りました。
ウルトラマンAに登場した二代目ウーです。

このギョロ目顔が、荘厳なる初代の神秘性を一挙にぶち壊しており、逆に笑えます。
ウルトラファイト版も見てみたいですね。



イメージ 5


今年一年の苦労話や楽しかった話、これからの抱負等で賑わった慰労会でした。
また来年も皆で元気で頑張りたいです。



ガマロンの隣に見えます、造りかけの怪獣模型らしき物は果たして・・・?

これに関しましては、近く公開しますので、どうぞご期待願います。
まだまだ未完成状態ですので、すぐには完成お披露目は出来ませんけれども。



このページのトップヘ